昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

本質


 増長する思いは、真理すらも超越し、高鳴る鼓動が、孤独すらも遮り、毒される瞬間に用いられる理念を飛び越え、帯びる倒錯から、応じる答えにさかのぼるだけの軌跡に段階を与える以前に、修羅を歩き、徘徊する破壊的な理論から、仮説を突きぬけ、生命的な名残に負債を抱えるだけの理想論的な根幹から、関与するものが悲劇を携え、物語を膠着させ、些細な動機に不埒なものを用い、行為そのものに横着していくだけに頓挫する理由から肥大化していく意識が、怪物と化し、観点を奪い、即座に闘争へと持ち込まれるだけの制圧から、尖鋭的に至る今に持ち込まれるものが起源を謳い、動機に制限を用い、凄艶になでる主観に陥る先に横溢する言葉が卑劣なものを遮り、最たる意味を見つけ、逸脱する思いが、横行するものを遮り、独創的な思いに対立するだけの主観から放たれ、幸せとは、閉塞感を持ち込むだけに至る理由付けを執り行うだけの怠慢を今に用い、考えることを奪い、韜晦するものが、邂逅を求め、ただ祈ることを辞めて、起源をさかのぼるだけに応答する真理や真偽を超越し、延々と連なるものが、完全性を謳い、眼前に現れるものこそが、本質であり、真実なのだとかと促す限りに加勢する理由が衰退化する先々に抵抗性を加え、空洞化する事実に生命的な語源を探り、最たる意味とは、今にぶつかるほどに、自らの強度を増していき、育雛に果てるジレンマや、互換される先々に肯定的な希望を生み出し、産まれたからには、空っぽのままで終わるか、と創作する先に製造されるものや、生産的なものを飛び越え、経済的な虚偽や、大国が生み出す贋物の悲劇から放たれ、自らのペシミズムに嗚咽を促すよりも、興じるものに反し、自らの抵抗性だけでもって、物事を変革へと導き、神という概念を飛び越えて数光年進んだ先に煤けた思いが陰鬱なものを超えて、生成されるものや、精神性に響く外観に果てる実情や、心情に課せる重荷や、応益を求めるだけの代償を課せられるだけの対象から、有益なものなどは生まれず、ただ互いを陥れるためだけに倒錯し、踏破されるものは、ただ跨がれるだけに至り、慢性的な痛みを蔓延らせ、運命を呪い、自らの悲劇に跪く。あるいは、均等なものを求め、平衡感覚を失い、軽薄な理論に打ち破るべき真実を継承するだけに打算されるものに鬱積するものが、運命を抑圧させ、最たる意味を損ない、そこかしこに形容するものだけを真実として受け取る合間に信用などは損なわれ、騒然とする意識に介する間から羽ばたく意志が、寛容に世界を受け取る間に分断される生命的な歓喜や、精神的な空洞に埋められるだけの概念に反し、かかずらう命から、干渉するだけに解明されない真相に果てる時間から、カタトニーへと至る分裂的な周辺から、終焉は迫り、狭い価値から、改善されぬ苦しみは、疲憊し続け、つたない思いを引き連れ、偽装される真理の深淵を覗き、真実とは、深まるほどに不和を用い、情緒を不安定にさせ、些細な出来事によりねじ曲がり、願いすらも届かずに、滞り途切れるだけに至り、言い分けがましく迫る時系列から、緩衝する互いに増幅する愛が複製されるだけの真実との対立を続け、対比されるだけの今に欺瞞や不満を用い、物事にねじ込まれる事実から、みすぼらしく弊害を打ち出し、打開すべき今に欺瞞を用い、物事を巧緻なもので埋め尽くす辺りから、欺瞞は、犠牲的な心理を生み出し、物事を自我などという名ばかりの器に閉じ込め、自らを飛び越えることをしない。自我たる容器に蔓延る空疎なものからねじれ、悪意に転じる正義から、犠牲的な心理は、刺激的なものを求め、悪態をつき、自らの快楽へと突きぬけていく。突きつけられた快楽は、フラクタルなものを追い求め、今に追従する欺瞞から、不満足を謳うだけの不安感に課せる実情から速度を増していくルサンチマンから、贋物の差異や、悲観する主体は、罷免を謳い、物事を取り止めようと迫る横溢から、嘔吐し続ける先々に併走している意識も、陰鬱な衝動に巻き込まれ、衝動的にあやめる時代から、愛すべき時にたどり着いても、ただ衰弱した生命は、制限を用い、均等な状態に平衡する意識も、ただ誰かが促す言葉に騙され、すぐさま沈み込むだけに至り、万端に迫るバビロンのウイルスが運び込まれ、自らを病へと倒錯させるよりも、自らの革命のあり方に迫る従属するだけの体制から放たれ、ただ孤独に苛む悠遠に響く自己を蹴り上げろ。