昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 複製される真実を切開し、暗澹とした空間を消費し、偽善的なシンボルたる親どもを外に追いやり、自らの世界だけを、世界として認識する、まる

倒壊していく集合体

欲動し続ける先に欲望だけで支払われるような義務が現れ、散漫な意識に迎合されるだけの意味を磔にしながら、しなびた思いをコレクションし続けるひずんだ思いが老化現象へといざなうための絶え間ない時間を形成し、形影にひずむ浪費されるだけの今におとず…

偶然

ことばは影を生み、 寂寞にただよう予感を結い、 空疎な身体を加速させては、 みすぼらしい存在を破棄し、 次々にめぐる場面などは、 偶像にすぎず、 すぐさま通り過ぎ、 いっさいは一体感を喪失し、 退廃的にゆらぐ。

ひずんだ集合体

欲動し続ける先に欲望だけで支払われるような義務が現れ、散漫な意識に迎合されるだけの意味を磔にしながら、しなびた思いをコレクションし続けるひずんだ思いが老化現象へといざなうための絶え間ない時間を形成し、形影にひずむ浪費されるだけの今におとず…

飛び立つ

記憶もどこかに消え去って、 今をたずさえる確かな予感も、 制限されては、 最たる意味を喪失し、 茫洋な時折にひずむ衝動や、 制度がからみつく前に、 すぐさま逃げ出す。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あたたかい乳房に分散していく、技術的な甘さや、ふるさとを暴虐に攻める青空のやつらめ、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ほとんどの履歴とは退屈なままであるし、すべては、ままならぬままにおおいかぶさり、卑屈さを率いて、自らを卑近なもので構築する、まる

無骨

偶然に浸透し、生活的な模倣を続けるだけの修辞されるほどにまやかしに変わることばが観点を奪いながら、鮮明な過去ほど、貪婪なものなどないのだ、と妥当に埋め尽くされるための空間的な空腹を埋めるための闘争から、錯雑とした観念に嵌め込まれる概念とは…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 凄艶に尽きる永遠の生命、期限を持たぬ、その様相や、悠揚にとろけ、熱情する思いは、切実な願いをたずさえて、権限を持たず、自己に帰還する、まる

浮腫んだ海

金色の雨にゆらぎ、 俯瞰も崩れ、 ずれて行く夕暮れが、 紅蓮にたなびいて、 あでやかな残像が、 残滓を生み、 空腹に宿る瞬間も、 荷物に変わる。

蓋然性を破壊するほどの微笑み

映じるものが、 均等に歌い上げる静謐で、 ゆらぐ極彩色の蝶や、 裕福さを謳う必要もなく、 涅槃に羽化するデルタの影や、 湿地帯でうごめく、 透明なナマズたちが ひきおこす砂嵐や、 安全ピンでいれられた リリカルなタトゥーに、 ケミカルなリビドーに 磨…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 窮屈な制度に複製されるものが、関連性を深め、複雑さばかりが際立ち、晦渋な面影に潜む苦痛を通過し、寡占されるだけの思い出を駆逐し、新たなものだけをたずさえる、まる

軽薄さに迫害される幼稚な綻び

映じるものが、均等に歌い上げる静謐で、ゆらぐ極彩色の蝶や、裕福さを謳う必要もなく、涅槃に羽化するデルタの影や、湿地帯でうごめく、透明なナマズたちがひきおこす砂嵐や、安全ピンでいれられたリリカルなタトゥーに、ケミカルなリビドーに磨耗していく…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じる物語が邪魔になり、瀰漫する瞬間にほどけていく思いを静観し、過激さをほどこすだけの所以を昇華させる、まる

扇動される機械的な過ち

ことばももろく崩れ去り、信じるものすらしじまに溶け、延々と演繹されるだけの履歴を背負い続けるだけの今は、老いに追従しながら、何かを数えることだけが、正しいもののように思わされるほどに、ほどこされる意識的な犠牲として、今にしいたげられ、瀰漫…

楽園の朝

共依存をかかえた牛が、君にたべられて、君の一部になれるなら、そんなにしあわせなことは、ないよと語り、泣いた。その泣き声は、五日間つづき、雨が止んだ朝に、泣き声は止まった。空疎な身体をかかえ、むさぼられた身体を俯瞰でながめながら、すこしの憎…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ちぐはぐなものを捉えるよりも、軽々と飛び越え、延々と制限され、閉ざされるよりも、規範として、期限を決められ、退屈な意味をむさぼるよりも、鋭敏で居て、凍てつく今にぬくもりを与える、まる

機械的な過ち

ことばももろく崩れ去り、信じるものすらしじまに溶け、延々と演繹されるだけの履歴を背負い続けるだけの今は、老いに追従しながら、何かを数えることだけが、正しいもののように思わされるほどに、ほどこされる意識的な犠牲として、今にしいたげられ、瀰漫…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこに素直な気持ちすらないからこそ、描くのであり、そこにとどまることの苦痛さに耐えられないからこそ、創造し続ける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なにかを羨望し、呆然と立ち尽くしては、今にも積み上げられる儀式的なものの苦痛から逃れるためだけに、ふちどられずに、勝手気ままに倒錯する、まる

退避

愛すべきものもいなくなり、すべての間隔はせばまり、位置的な痛みが阻み続ける間に荘厳な面影すらも消え果て、思い返すものなどは、重荷に変わるだけであるし、あらゆる意味に席巻され、蝉蛻すべき現在に時間すらも呈さずに、提言されるものに追いやられる…

通過

苦痛に耐え抜く 思いも通過し、 いわゆる思い出も、 すぐさま邪魔になり、 はめこむ場所や、 そこで至らぬまに 分断され、 いびつなままに 分裂していく。

罪を背負わされた子供たち

愛すべきものもいなくなり、すべての間隔はせばまり、位置的な痛みが阻み続ける間に荘厳な面影すらも消え果て、思い返すものなどは、重荷に変わるだけであるし、あらゆる意味に席巻され、蝉蛻すべき現在に時間すらも呈さずに、提言されるものに追いやられる…

高揚

自分が誰かなんて、 わからなくなるくらいに、 いっしょである。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 おどらされるほうが簡単で、瞬間的に法的な解決から、滑落していく思いが、横暴なものに死滅させられ、廃滅し続ける先に現れる煉獄が断続的な苦痛を与え、対価を求めるだけの惰性な真実へと引きずられるためのためらいから、互い…

詩的なダイヤモンド

猫とケンカして、 また猫と和解して、 一日がすぎて、 さだめる意味も まぼろしになって、 担うものなどは、 担うためだけに与えられるほどに、 打算的で、 参画するほどに、 攪拌されるものや、 無神経にせまるものを、 無理矢理に愛でるべきだと、 うなが…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 猥雑に入り交じる主観的なものに孕むものが、寂寞をたずさえ、自らの孤独にうちひしがれるなと名付けられた瞬間に与えられる疎外感などは、創造的なもので昇華させるべきであるし、あらがうほどに増していく意思表示や、陰鬱なも…

確かめる愛

猫とケンカして、また猫と和解して、一日がすぎて、さだめる意味もまぼろしになって、担うものなどは、担うためだけに与えられるほどに、打算的で、参画するほどに、攪拌されるものや、無神経にせまるものを、無理矢理に愛でるべきだと、うながすような退屈…

装着

そこで残るものと、 消え行くものが交差し、 願いもとどかずに、 途端に押し込まれ、 飲み込まれては混濁し、 しいたげられてもなお、 反発するような強靭なもの。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 果たすべきものすらなく、ただ暗くもなく、明るくもなく、暴かれることすら少なく、あいまいなままに、甘いものを捕食し、甘美にいろどり、ふちどられるものを撃ち抜き、マインドだけがとどまらずに、次々に生まれることばとの結…