昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

だれた身体

つながれた二人は、ただ愛し合うための紊乱さを敷衍させ、果てない愛にくたばる。ただれた誰かの身体をかかえ、フラクタルなものすら汚穢に感じるような現代的なものを移流させ、混同していくだけの意識が短絡的なマントラをうながし、完成形を歌う雨にぬれ…

確かさ

何にも抵抗を示さず、 あらゆる意味からしめだされ、 惰性にみちびかれる 彼や彼女たちの 残虐性に左右されずに、 自らを保つ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なにかの優位を確保するために争いを続け、うらぎりにすさんで、凄惨な形や、懐疑的な今に補完されるだけに、淘汰される瞬間、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 のんきにいびきをかいてぐーぐー君は眠る。だれかの悲しみを昇華させ、今を消費するために、しあわせな顔してねむる、まる

誰かの身体

つながれた二人は、ただ愛し合うための紊乱さを敷衍させ、果てない愛にくたばる。ただれた誰かの身体をかかえ、フラクタルなものすら汚穢に感じるような現代的なものを移流させ、混同していくだけの意識が短絡的なマントラをうながし、完成形を歌う雨にぬれ…

名を捨てた後に咲くあなた

感謝も懺悔もなく通り過ぎる、 ただそれだけのことを許せずに、 無数の思念がかかえた 意識的な犠牲から 孕んだ懶惰なことばが 機械的なかじかんだエゴをむさぼり、 魯鈍な思念が打ち出す疲憊したこころが むしばむ浪費的な時間から出られずに、 堕落するの…

清潔感すらも不潔

リズムをきざむコウモリたち、 緩衝する狭間で、 倦怠感をかかえた老夫婦や、 複雑な正論をかかえ、 今を成立させようとするほどに 激化していく暴力的な雨に 傘は要らず、 必勝法すらも要らず、 徒に処理される些細な出来事の中での 木偶の坊として、 出来…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 闘争とは、統合されるためでもなく、でたらめに別離し、弁解を求めずに、情報を泳ぎながら、様々な思念が打ち出すもののからも逃れ、いのちを乾かさずに、加算されるものが罪でぬらしても尚、逃げ切る美しさや、駆逐されても尚、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 意識の奴隷としてカットアップされていく現在に起爆していくことばが、応用を続け、あらゆるものを横領しながら、完全性を用いるほどに、惰性な仕組みの既製品のようだねと屈折した君が淵源に潜む悪意をこっそりと盗み取る間にも…

存在証明など不必要

感謝も懺悔もなく通り過ぎる、ただそれだけのことを許せずに、無数の思念がかかえた意識的な犠牲から孕んだ懶惰なことばが機械的なかじかんだエゴをむさぼり、魯鈍な思念が打ち出す疲憊したこころがむしばむ浪費的な時間から出られずに、堕落するのだと彼ら…

現実性の崩壊

茫洋と薄気味悪い世界を 書き写すきみの写実的な呪いや、 歩くほどに現れる ぬかるみや、 不吉な予言を繰り返し、 空腹を癒すために、 いやしい真実や、 重なるメタファーが、 画期的な機能をほどこし、 制限も持たずに、 真実を打ち砕き、 あらゆる経緯を孕…

ずるすると引きずる音

なにごとにも したがうことを知らず、 ふらふらと、 自らの価値を信じ、 利用されるよりも、 なにかを裏切り、 渇望するほどに 増していく意思がひろがり、 もたらされるものに もつれるよりも、 徒然と綴る先に 現れるものだけを信ずる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いつかは思い出に変わることは、罪でもなく、忘れようとすることでかかえる罪悪感などは、ただ自らを裁くために仕立て上げられた善悪が課す罪にしか過ぎず、そこでかかえる罪などは、ただ自らをマゾヒズム的なものに適応させ、か…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まざりあう鼓動が、まがまがしいものをもたらし、つぎはぎな関係が継続させる軽薄なものを破壊し、破綻に追いやる先に見える本質こそが、真実である、まる

現実性の崩壊

茫洋と薄気味悪い世界を書き写すきみの写実的な呪いや、歩くほどに現れるぬかるみや、不吉な予言を繰り返し、空腹を癒すために、いやしい真実や、重なるメタファーが、画期的な機能をほどこし、制限も持たずに、真実を打ち砕き、あらゆる経緯を孕み、ゆがん…

尊い犠牲などいらない

誰も何も見なくなった後に敷衍していく形式的な美学や、創造的な日々を出入りする狭いだけの意思に通じていく宇宙的な驕傲や、精白な路地にたたずむ意味を貫通し、ぬいつけていく現在に与えられる宛然と長けるだけの位置的な迷いから、緩衝することもできず…

紅蓮

すべては赤く染まって、 暮れゆく空を飛ぶ鳥は、 インベーダーの 宇宙船みたいやし、 未来なんか、 わからんくても。 つれ行く季節がすさんでも、 また全部は新しくなって、 継続していく。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生まれた希望を取り戻すよりも、自らをよりしなやあに強靭にし、永遠に制限されずに、時間を君と共につむぐ、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 孤独に泣き叫ぶハツカネズミのいのちは、二十日しかないのか、とたずなる君の立場に逆心があらわれ、ここで横柄に支配されるよりも、ここで芝居を続け、屈従するよりも、自らに帰り着き、愚鈍な論難を浴びせるよりも、あいまいに…

不潔な偽計

誰も何も見なくなった後に敷衍していく形式的な美学や、創造的な日々を出入りする狭いだけの意思に通じていく宇宙的な驕傲や、精白な路地にたたずむ意味を貫通し、ぬいつけていく現在に与えられる宛然と長けるだけの位置的な迷いから、緩衝することもできず…

原理

感動のガイダンスが綴る、 意識的ないじらしさが 与える低劣な物語から放たれ、 遠因に連立していくものが、 要理をさだめ、 ここでの定位置を与える前に、 自ら生み出したものだけが、 唯一正しさをも謳わずに、 現れるものをそのままに愛する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 縦横する思いは、服従することを知らずに、ただ現れるものを消費するためのシンプルな馴れ合いから放たれ、ここで姑息にプログラミングされたものを裏切ることも、システム上のものであり、あらゆる意味とは、システムに支配され…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで模倣されるものなどは、何かをまねるほどに偏り、かかずらうだけの至るような瞬間に固執しては、雇用されるだけの主観で粛清され、制される間に制限を生み出し、うばわれるだけの時折を背負い、打算的に制される間で、多目…

私とは何か?

私に押し入るものとは何か? 私を、締め付けるものが、なんであるかを、考えてみる。考え尽くした後に迫る空虚感はニセモノで、元来、備わるものなどは、問題を後から同じようになぞり、同じような答えで、今と意味を覆い、物事の本質を見えにくくしては、誰…

私とは誰かである

私に押し入るものとは何か? 私を、締め付けるものが、なんであるかを、考えてみる。考え尽くした後に迫る空虚感はニセモノで、元来、備わるものなどは、問題を後から同じようになぞり、同じような答えで、今と意味を覆い、物事の本質を見えにくくしては、誰…

踏破

すべては等しくもなく、 バラバラで、 いつくしむ暇すらなく、 すぐさま消え入るだけだ、と ニヒリストが語る命令から逃れ、 回転する座標や、 そこでの顛末や、 即席の理由や、 観念論などを切り裂き、 神との倦怠期を終えて、 眼前に迫る夕景が、 リアリズ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 救いすらいらなくて、わたしをつつむものが、不幸を謳い、たばかる思いが、因果を貫くような、不幸を用い、一途な動機すらも破壊する、まる

誘引

勝手気ままに羽化し、 渇する間に 排斥される 愛に付着する結末や、 寂寞にからまり、 悠々と飛び越える合間に 制されずに、 清貧にゆらぐ成否や、 敏感なモノローグに 補正されるための ためらいにうごめく真意。

踏破

すべては等しくもなく、バラバラで、いつくしむ暇すらなく、すぐさま消え入るだけだ、とニヒリストが語る命令から逃れ、回転する座標や、そこでの顛末や、即席の理由や、観念論などを切り裂き、神との倦怠期を終えて、眼前に迫る夕景が、リアリズムを語り、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 粛清を謳う夜道や、策略を打ち出すだけの彼や彼女らのゲームや、現行にとじていく思いは、何かに対比されるほどに、抱擁することを忘れ、ただ蓄積される苦悩を快楽に変換するための傀儡として、改廃していくだけの無意味さを惰性…