昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

出迎える毎日

短絡的な反撥を繰り返す反対派でも無い。それよりも権利、と利権を守る為に、見捨て、儲ける事だけに、重きを得るならば、こんな社会は、一端、破綻すれば良い、と思う。人は、同じ身に立てない、と本質は理解出来ず、建前では、綺麗事を促し、本質では、真実を誤魔化す事だけに、理由付けを行う。厭世観抱える今とは、服毒を続ける。賛否される事実とは、殆どの場合の嘘を貫き、語弊を生み出す心は、枯渇するだけに止まる。その先々の真実も知らずに、泡沫の悩みとは、尽きる事は無いが、その晴れ間から、覗く、一向に輝く光りを掴み、その手に滾る想いを晴らすべき、今だけが聡明に生きたい、と願っている。未然に詰まる、意識を誇張しながら、この殺風景で、殺伐、とした現在を歩み、差異を埋めながら、最たる威厳を保ち、厳格な街並みを、生やさしく細工しながら、時計の針に心を刺し、咲いたり枯れたりしながら、この時折を超える事だけに、長けるように。解答を求め、来ない今を遂げ、摩擦に絶え、息を潜めながら、真っ昼間の情景に佇む思いを記録メディアに移し替え、加増する風景の悶える栄光を掴み、この虚栄たる現存を損ね、散じる思いは、煩わしい現状を撫で、枯淡に靡く現在を知り得る。人間性も無く、稼ぐだけの社会なら、破綻すべきであり、そうなれば良い、とすら思うが果たして、果たすべきは、大した関係性も持たずに崩れ去る。大体のニュアンスは於くが、感じるのは、その人それぞれだ。占う朝に日は出。容易く安らかに、蔓延り錆びれては、又溢れ、はためき揺らぎ尊くて。何度も陥るが、何度でも打ち克つ。何度でも持ち直し、何度でも、立て直す。建前本音は五月蠅く、俯くだけに限る。損得古くさく、疎ましいから捨てる。呈する時に裕福な愛の旋律流れ、星々が、母子のように手を繋ぎ、重なる時に幽閉される。感け、対する想いは、価値に無く、気付いたからでは、遅過ぎるから、感けるだけに、自己に有する。互い違いに交差し、又同じ意味合いに解け、施されるべき是非だけを問い、是認される愛に帰還する。重なり合う街並みは、その形相だけを、孕み、徒然、と続くだけ、続き、裂ける思いは、想い出、と交差し、現在に結ばれる、無数の意識、と連なり、その行き場を失いながら、佇む場所だけを、照らし続ける氾濫する精神が帰巣していく。