昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

量子的に深まる夜

あまねく運命を押し上げる高気圧に覆われる今が今を押し退け、はるか無知な領域に自らを統治し、自らを倒錯させ、淵源にひしめく支配から抜け出すべき、自由への革命だけを、革命と呼び、短絡的なニヒリズムが生み出す破壊から促す恐怖に従属する革命を、革命とは呼ばず、戦うとは、奪うにあらず、誤りを正すために、正しさは、ただそこまでを示唆し、闘うに至らず、ただ過ちを伸ばすにある。 今を推し進める生命は、破壊に至らず、希望を用い、自らを出し切りながら、違う御身を膨張させ、自らに終わりや、始まりを差し込まず、自由に明け暮れず、ただ備わるままを愛し、愛する意味を履き違えず、ただ求めぬまでもなく、備わるままに至る自らを無骨に刻みながら、リリカルとラディカルの合間を縁取るだけの裏切りから破棄されては、艶麗に瞬き、自らを消費せずに逍遥しては、有する形に収まらず、ただ行き交う今に交互し、寄せ返す意志から意味を生み出す者であるべく、自らの無知さ加減に堕落せずに、朽ち果てるだけの価値に疎外されても尚、自らの正しさを引き延ばし、何事にも左右されずに、ぶち当たる思考を突き抜け、短絡的な思想に偏るだけに過激化する精神をぶち抜き、拘う今を照合しながら、作業的な詐欺を繰り返す国家的なプログラムから逸脱し、境目を持たずに再会し続ける今から馴れ合いを排除する心ない響きから延々と演繹する主題に整合していく事柄に枯渇せずに、この精神は、確かな事実を含ませ、整合されずに、投影されるだけの事実を映しながら、互いに相対し、愛に尽き果てるだけの躓きに愚かな幸は、一過性の事実に加勢していくだけの権威に補完され、牽引されるだけの権力に使い果たされるだけに至るだけの人間を権力の中では、人間とは呼ばない。