昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

放し飼いにされる意識がカウベルで呼び集められ、屠殺所に運ばれる苦しみも知らずに、悟られること無く搾取される父や母や兄弟を傍観する悲しみから、何光年も隔てた理由と論理の彼方で、食べる苦しみに震えるわたしは、予言的な傘をさし、来ない明日を待つような試練とジレンマの合間で愚論を重ね、論じるほどに遠ざかる者を放置し、放逐するだけに終始する議論ほど、退屈な答えからはみ出さず、同じ位置でなあなあな穴蔵で儀式的な論理を木霊させるだけに終えるだけの会合などはクソ食らえである、まる