昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

反証

フェミニンに沈む夕日。メラトニンとミンク油がまざった豊かな匂いにぬいつけられた鼻腔を歩く不確かな夢の国。墓場か社会かは知らないが、どちらも似たようなものを攪拌し、格差なんかを生み出して、すべてを裏切り踏み台にするのと泣いている君の髪の毛の匂いを嗅いで、殲滅されるだけの論理が生み出す過去の虚飾なんかが、精神を千切りにして、晩飯なんかに出されるだけだから、打算的な運動によって産まれた夜と屍。軽薄な所以にからまる君の幽霊が血合いを行う森の中。深夜を教えるフクロウとアシッド。テロリズムに移行するだけの過激な運動によって、革命とは穢れを生み出すだけなんだと、迫り来る恐慌と、汗だくのファシズムの洪水。理想に寄り添うことが、結婚なのかと、しあわせなんかは、泡のようなもんだし、紙切れは、紙でしかないし、情報が神として崇められた途端に、生活とは退屈な監獄に変わるのであるし、なにかを保つということは、恒常的な苦しみを味わうことでしか、生きていることも理解できないような鈍感さを保つためだけに、忙しく動き回ることが、あたかも正しいもののように語られてきたものに反するべきなのに、あんたは、あんたのまんまだし、ましてや、なにかを変えようなどと謳うような傲慢さこそ、クソ食らえ。繁殖期の朝。ゴミを漁るカラスの目玉。リアリズムなんかはなく、ただ果たすための義務なんかが迫り、精白なものなどは、即座に汚されるだけだ。