昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

空疎な世界

生きて何も残せるものか、と
薄っぺらい価値を提唱する家畜へと
滅ぼす間に生まれる隷属に
放たれる規律へと
格納される核保有国的な憂鬱や、
保守的なリベラリズム
倒錯するだけの現状に
錯雑とした観念が
奪う主体が、
習慣性を謳い、
用いられる倫理観により、
支配の強度は増し、
権力の使い方を誤る者どもの
支配が競争を生み、
魯鈍なものを食い物にするような
出来事だけが換算される
世界を世界と呼ぶことをやめた。