2016-11-11 すこし、わたしのはなしをしよう。 わたしの、はなしをしよう。 どくどくとうるさく響く心音が遙か無知な幼少期を授かり、預かる観念へ、と引き出された価値観に引き戻されぬように、と安易な言葉で引っ掻くような衝動から、懐古に浸るだけの乖離した憎しみの住まいに帰り着くだけの体系的なものに偏る権力的な崇拝者の肺にたまった黒々としたものが、この夜を形成するのだ、まる