昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

安閑

鬱蒼としげる森に
官能的なものを感じ、
安閑と眺める現在に、
罪の意識すらもなく、
用いられる悲しみに
監視されることもなく、
ここで用いられる孤独などは、
安易に何かを苦しむための
不安が用いる空疎なものである、と。