昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ひるがえす者


 退屈な日々をくぐり抜け、名前もない路地にぶつかり、衝動的なニュアンスが近付き、鈍間な感情を昇華させ、時折にひずむ優美な瞬間にくたびれた君の私情に司る痛みなどをまさぐり、偶像崇拝を続けるだけの図々しいエンジェルどもがひしめく老化するだけの体系的な身体を引きずり、退嬰的な魔物へと変化するだけの老後を引きずり、胎盤をかきむしる娘たちの症例を観測し、還元される有毒な日々にむしばまれるだけのヒロインどもの憂鬱の空疎さに、均等な意味などは、満ち足りないものが用いる価値を率いて、その価値だけに偏るような者の屁理屈である、と宣言する私は、いまだに正義がなんたるかを知らずに、透き通った毎日に一体感すら求めず、同化するだけの景色などは、形式上のものを掲げ、形而上的な判断でしか捉えられぬ観念的な倒錯であるし、やがて成立する物事も、現象の中で偏執するだけだし、出し抜けるほどに、代価を求めるだけの輩が婚姻などを謳うだけの前衛的なトタン屋根に登る猫たちの優劣に貧寒なものすらなくなるようなタイミングを用い、戻るも地獄と自堕落な観点を引きずり、無知な意味を引き取るだけの精悍さを奪い合うだけの青春から抜け出し、ニヒリズムに浸るだけの若気の至りや、ダリが描く本質を無視した超越的で哲学的な憂愁に悶える官能的な奉納の儀式ばかりが目につくから、邪推するほどに、ゾディアックはねじ曲げられ、天を眺めるほどに迷うのであり、殺伐とした世を形成するだけの論理的や、ロンリネスや、喪失感を重ね、加減も分からずに殴るような衝動から、継承されるものなどは、ろくなものではなく、物事の本質すら知らずに、何かを押しつけ抑圧へと至らせるような問いに対する答えを値にし、導く答えから引き取る宇宙的な言語よりも、原子にまでなびく裏切りの刹那にとどろく苦悩から能動的に機能するような主観に用いられる十全とした答え以外は、答えとは呼べずに、そこかしこにしばるだけに至るような値などは、資本主義的な立体感を授け、預かる領地の中で昇華できずに、同化するだけの道理から離別し、深層心理を壊しては、妨げられるだけの日々に微熱を捧げ、あいまいな毎日に迫るセンチメンタルな洪水から、行為に至るほどに、間違いを続けるだけの幼稚なブラックホールに細胞すらもバラバラにされ、理論上をさまよい、人間が生み出したベクトルを踏み台にし、圧縮される精神が嗄声を促し、観点を疎外させるようなジレンマから、差別的な行為にもとづく正攻法の行為にもとづくことこそが、エゴであるのだ、と惰性な位置から求められる答えとは、個体して対象を傍観することでしか、本質を捉えることもできずに、持ち上げられることを真実として捉え、途絶えぬように願うだけの人間にもとづく禊ぎから、観念的な軋轢を続け、伝わる意思に反撥し合う意識的な敵意から逃れるべく、君は想像と真理の間で多目的に誰かを責め上げるほどに増していく快楽を感じ、サディズムが加速し、下から君の素質や性質としてのサイコパスを発動させ、リンクする精神的な境域に狂気が生まれ、加速するサディズムと共に弔われぬ精神に手向けるべき憎悪の花や、はびこる悪意に捻転して行く卑屈な精神が敬神にもとづき、自らを神として崇める先に現れる偶像たる自己との対立を深めるほどに、狂気は加速し、自らを眺めるだけの傍観者として、離人症に陥り、応じるだけの答えに貧するだけの影をまとい、用いられる形に拉致され、恒久的に牢獄に入れられ監視されることによろこびを感じるまで数億年を数え、悲観するほどに食い込む時間から逃れられずに、不安ばかりを募らせ、恐怖に扇動され、用いられる苦しみにより、倫理観を奪われ、安易な答えに引きずられ、悲観するだけに至るような怒りを募らせ、秩序の中ではびこる位から引きずるだけの価値などにもとづくものだけが、世界の中での英知として崇められ、毎日の名残に響く無知な答えを引き取るだけの卑屈なものとして育つよりも、無知なままで笑い飛ばすような快速な者であるべく、用いられる抑圧になびかず、自らの価値だけが、世界を正解に導くのであり、自らの世界だけが、正解であるのだから、そこで羽交い締めにするのは、自分であるし、白白しく生み出される答えなどにもとづく世界などは、世界として名付けられただけのものであるし、ここに用いられる答えなどは、なあなあなものになり、担う意味に悲観するだけに至らせられ、支配されることこそが安心感に成り得るのだ、と妥当な判断から、たっとぶことすらできずに、自堕落に生活するほどに、魯鈍な者に陥るのだ、という罪の意識を引きずらせるだけの観念などは、与えられたものに過ぎず、そこに現れる空間に不快感を用いるだけの裏切りを続けるだけに満たないような汚い答えに対価を求め、引き出す値から支払われる義務のようなものに追われ、自らを狭い価値に閉じ込めるニヒリストどもが懺悔する街に汚穢ばかりが溜まり込み、立場を謳い、用いられる原理のモジュールとして備わるだけの体系的な家庭や、継続するほどに魯鈍なものへと変わり、快活な動機すら見出せずに、満ち足りないから、と何かを牛耳るか、裏切るかの二分化でしか物事を捉えられずに、途端に現れる閉塞感に耐えかねずに、だいたいのものとは、ここで支配されることだけを待ちわび、何かに逆らわないように恐怖感を植え付け、奪われるだけの心理が、仁徳などを促し、人為的なミスを繰り返し、人工的な痛みを重ね、意外性を用い、モチーフとされる苦しみに軋轢を重ね、快活な者すら居なくなり、いたわることすら忘れ去り、些細な痛みに起源を移し、互いをとがめるだけに至るような理想の中で理性すら損ない、整列するほどに、「その整列を乱すことに怯える」だけに至るような体系的な基礎や、空疎なものが未明の夜を制圧し、生活感などを用い、牽引される権利へと競合していくほどに、物事の密度は、強要されるものだけに物語るものだけで意味を屠り、現時点に備わる憎悪を増幅させ、何かを支配することで現れるよろこびだけを、よろこびだ、と促す妥当さの危うさだけが、衝動に変わり、利己的に物事を従え、虐げていく。