昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

画期的な存在

濃淡な予言が近付き、
ひるがえされる後から
裏切りはせまり、
羨望をくりかえす人々の墓地や、
修繕され、収斂される人波に
隠れる営みにより、
浪費されるだけの瞬間がうなだれ、
寂寞に有する価値的な死を敷衍させ、
全貌にとろけ、
捏造されるだけの現実や、
粛清をとりおこなうための
独善的なひとごみで解消される罪の意識や、
ゲシュタルト崩壊をのぞむ君の空白を
うめつくすクレヨンの色が放つノイズや、
ノスタルジックにカタルシスを空疎に反復させ、
反芻されるための答えを意識にすり込み、
洗脳されるだけの人たちが譫妄におちいり、
幽遠にひらめきを隠し、
与えられる義務だけにより、
うごかされることだけが、
ここでの正しさを極めるのだ、と
うながすような露骨な支配がうながす利己的な答えが、
空間を攻め入り、
生命を奪うだけの世界を世界として
崇めるだけの独善的な過去から
枯渇するだけの主観にせまる生命の期限や、
軽薄な街に制限を用い、
陰鬱な証拠を求め、
そこで硬化するだけに至るような先天性の苦しみを
引きずる擁立されるだけのここで収斂されるものが、
遺伝的なものにより破壊されるのを見てた君は、
被害者意識により吠える夜から、
揺動される深夜に舞台を移す苦しみに変換されるだけの
今に用いられる欺瞞から、
不満足を謳いながら、
奪い合う世界などになぞられるものなどが、
ここでの苦しみを延々と引きずるだけに
加算されるための意味などがかさばり、
借り貸しを勧めるだけのつたない関係性に
制度を打ち出すだけの関連性により迷走するだけの現在に
規律を持ち出し、打算的な愛の配下として、
管だらけになりながら、
堕落した世界を憎悪しながら、
しなびた生を抑制するための貪婪な悲劇を用いる過去から、
ここまでの冷え切った苦しみから、
裨益するほどに、
貧寒なものにまじわり、
なれあうほどに巻き込まれるナショナリズムから、
空疎な自分に補完される思想などは、
どれも幼稚なものであるし、
何かのたくらみを持って、
用いられる権力を奪うための闘争を勧めるような
妥当な闘争から、
淘汰されるほどに問い質すべきものからは離れ、
半端な意識が偏頗なものを生み出し、
短絡的な破壊に走るタナトスを抑えるために
陶然と現れるものとたゆたい、
ゆるやかに舞うことに哀れも善悪も内外もなく、
ただ続くための今すらも過去に収まり、
横溢するものなどがいっさいを遮断し、
善悪を問い、
ここでの平等を謳う限り、
上下を見つけ、
そこでの等差を収めるための平等に走るための
自由などを謳い、
不自由にするような思想などを破壊するために
私とは存在する。