昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愛は足枷にはならない。

自らが選んだものが、
正しくあり続け、
互換されるものの
ほとんどが、
補填された途端に、
貧相な価値を称え、
自らこそが、
崇められるべきなのだという
過ちから逃れ、
締め出された思いが、
暗澹とした余韻に浸り、
引きずられる思いが、
悲観的なものをかかえ、
観点を喪失し、
自らの誤りから逃れられず、
与えられた価値を、
あたかも正しいもののように
あたためずに、
抗うほどに、
こじれる意図は、
意味を見失い、
ほつれていく今との
和解を終えずに、
与えられたもののために、
苦しむべきだと
伝えるようなものだと、
誤認しているような外から、
認識され、
母体の中で、
やさしく用いられた、
愛を忘れ、
ただ陰惨なままに、
抗うほどに、
保たれるべきだと
ささやく既得権が
うるさく、
今を支配的に保つほどに、
なにかをやさしく
守ろうとした、
母親的な愛にすら、
敵対する。