昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

美しさ


凄艶にとろける熱情した季節の汚穢をすなどる連中が
乱立させる世界を形成するための義務から、
運動的な忿怒により、
侮蔑的にかかげられた意思を行進させ、
さいなむ記憶にむしばむ痛みを加速させるための規律や、
呼吸すらもためらい、
対価を求めるだけの彼や彼女らの慟哭や、
レジスタンスが形成する罪と罰の膿から、
束縛するための愛をかかげる日常の兵器的な答えや、
乱立する正義とは、
永久にむすばれる愛との架け橋にすらならず、
なしとげた後も、
ただ権力を形成し、
娶られる彼女らは銀河の中で飢えた動物の餌として屠られ、
生産され続ける動植物たちの海辺で、
カタルシスを求めるこどもたちも、
孤独にだけ飢え、
ただ短絡的にたべられるまで、
奉られる意味に結束していく意味に凍てつき、
この宇宙空間で孤独を開発し、
はびこる悪意を独善的にすなどるほどに卑屈になり、
貧寒なままに受け取る価値の中で裁かれるためだけに、
怠惰になり、
担う意味すらも、
今に犠牲を生み出すだけであるし、
井蛙なままに行う駆け引きを続けるような
愛などは、
愛と名付けられた途端に、
ほうむられるだけであるし、
あらゆる災害を生み出す差異から、
自然を崇めるほどに、
崇めることとはほど遠くなり、
何かを守るために暴力的になるような獣としてしか、
闘争の価値を見出せずに、
反することにより、
自らの強度は増すこともなく、
ほとんどは魯鈍なままに悪意を発明し、
蔓延る苦痛を消費するために
あやつられる人々が備蓄するニヒリズムにより、
世界は世界であることを空しく感じるためだけの世界として、
この肥だめの中で、
卑劣なままに犠牲にされるものをさらすことにより、
自らの苦しみも紛れるような紛らわしいものに
しいたげられるだけの精神などが正否を見出せるはずもなく、
ここで漠然とかかえる不安の正体を暴くことすらできずに、
逃げ出す勇気もなければ、
そこでバラバラになる恐怖にふるえているだけに満たない者が打ち出す
ジンクスなどを信じるはずもなく、
ただ快楽的な傀儡として、
ほとんどのギミックの骨組みに浸食するような
海風であり、
運命論的な犠牲により取り違えられた誰の子でもない君であり、
奇跡を信じるほどに、
見世物にされ、
些細なことで破壊されるだけの関連性の中で、
劣悪なままに愛を育み、
蔓延る悪というカビと対峙し、
対比されることもなければ、
ここで孤立しても尚、
独善的なものに加工されずに、
自らを照らす一筋のひかりとして、
悲観することもなければ、
叶う意味すらもなく、
ただひたすらに終わりにねじ込まれる罪の意識に
さよならを告げ、
同化せずに、
完成することもなく消え去る美しさ。