昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

受胎

俺がおまえで、
おまえが俺かも
わからないくらい、だ。

空疎な身体に
補完される痛みは、
悲観的なものを生み、
何かに適応しようと、
すればするほどに、
即座に補完され続ける痛みは、
永遠には影響を与えずに、
絶えずたゆたい、
うとましい原理を超えて、
歯向かうような強靭さを
手にしては、
抵抗し続けることにより、
リアリズムに閉ざされず、
ずっと続けて行くことで、
痛みは和らぎ緩和し、
快癒に至るまで、
延々と続いては、
制限されずに、
愚鈍なもの生み出し、
論難を浴びせるだけの、
低劣で軽薄な世界に
へだてられずに、
惰性で構築された世を超越し、
残存も残さずに、
あらゆる意味を
飛び越えたあたりから、
当たり前の景色や、
形式的なものから抜け出す。