昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

紡ぐ音

愛するがゆえになぐるのだと、君たちの世界は語るだろうし、そこで抑圧される思いは絶えず蝕まれ、体感するほどに惑溺して、保持するほどに傷んで行く精神に横行するものが、今を捕食し、屈辱に食い込む悔しさの慟哭が延々と続き、消化し切れぬ思いがとぎれとぎれに、キリキリ痛む胃の中で、改正を求め、正解すらも破棄し、はびこる痛みを調和するために、わずらわしくバビロンと交渉を続け、つたない思いから飛躍できずに、口約束を続け、つくづくに迫る駆逐されるためのエゴが迎合するものなどに蓄積する苦悩やらが、書き込む値などによって、価値などが決まるのかと、寛容な消費から、名前をあたえられ、ここに住まうかぎりは、課せられたものをちゃんと消費すべきだと強制されるかぎりは、この命とは誰かのツールのままであるし、従うとほら、私は私ですらなくなり、証明できるのは、紙面上のものや、溜め込まれた歴史ある汚穢や、誰かがばら撒いた情報に磔にされた神や、さだまらぬ思いを、さだめのように崇めるための理想や自由や悔恨などによって、偏った思想へと変貌を遂げ、トゲトゲしく虐げられた、健気なゆえに簡単に傷つける理想は、理性を失い、破壊することに重点を置き、創ることを知らずに、ただ快楽を求めるためだけに、純粋な破壊は続けられる。