昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

感受性の海

滞ることなく、ずっと無限で、疲憊しても尚、順序なく満たされて、手なずけられず、懐かしむこともなく、適応するよりも、敵対するよりも、より良いものを見つけていく。死を反芻する記憶を守る番人どもが、磔にする写真の中の死。緩急をつける原始的なあの子の主体性を破壊する利己的な主題を飛び出して、退廃的な理想の中で疑うだけの論理的な端々で、紊乱なものが禁忌を謳い出して、貸与し、管理された粛清の彼方で、途絶えて行く行方からエフェクトをかけ、倦怠感により潤い続ける崩壊した精神の根が腐り、立証される真理などを超越し、森羅万象に折り合いをつけずに、修繕される思い出の彼方で加算される余韻との決別を終え、扇動される戦争の下腹部に散らばる快楽的な論難を携えているだけの論証が妥当な真偽を課せ、干渉する間で吐瀉された汚物を避けながら、夜通し見つめる愛を漁る。喪失感に馴染む君たちの合否。終焉に巻き込まれていく先々で偏執していく幼稚な遭難者のプロセスが、プロパガンダを撒き散らしては、寂れた夕景につなぎとめた代償が、泡沫を凌ぎ、勇敢に対処する先には、敵味方すらない。どこまでも透明で、誰かと同化するわけもなく、分け隔てなく、誰かと結ばれるよりも速く逃げ去るのです。