昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-26から1日間の記事一覧

証明

正しいのだ、という絶対性が狂信的なものを生み、何かを虐げ従えるための軋轢を生み出し、あらゆる困難を巻き込んでは、今を混濁に変え、にじむ現在に点在する意志や、点滅する生死の余波や、点と線でつながる限りにたぎる運命が慟哭し、ここで効率的なもの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる悪意をビリビリに破り、捨てたれた感情が廃れる前にすくい上げ、容易に想像できるものを粉砕し、何かを持っても退屈なのが人間だから、何かを捨てても不潔なのが人間だからこそ、なるべくは、綺麗でありたい、まる

逍遥

生きるとは、と 愚考し続けるような、 意識に隷属することでしか、 自らを正当化できぬような ことの連続であり、 ここで達するものも、 用いられるものに 帰巣できずに、 何かを笑うことでしか、 自らを正当化できずに、 継承する意味に処刑されるのを 待つ…

介在

静謐に引き取られる彼方から、星の思い出を引き継ぎ、ここで用いられる理論も星屑の論争の中では静かなものだ、と天真爛漫に飛び交う夢想の中でしのぐものが音階を登り、整容され続ける間に背反し、正しいものすら、ここでは引きずられるほどに卑近なものに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 酒で水ぶくれになった醜い街。見えにくいものばかりを映し出す四角い悪魔どもが打ち出す情報戦の憎悪。ナイトメアが故郷を虐待し、何かを排除しようと争う街の憂鬱め、まる