昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

対等

詩と労働は、同じ対価か、それ以上だと嘯く連綿たる主観に逃避していくだけの修羅を拵えた陰鬱な衝動性を、動物的に消費していくカフカ的な幻覚の青と白と、進路に蝿がうずくまる形而上的な旋律と、曖昧な価値をチクチクと縫い付ける母の呼吸から繰り出される森羅万象のリズムが、コギトを破壊し、アルゴリズムが存在するから、この存在自体はエゴイズムに諸悪を移し、ねつ造され続ける真理なんかを簡単に崇めるんだ。リビドーが星を壊し、観点は延々と覆され、端的な理由にそぐうものだけが、正しいもののように語られる間から背反し、はびこる悪意は真意を利用し、人工的なものを崇めるような合間から、感染していく痛みを伝染し続けるような呪詛を繰り返し、反芻する思いは絶えず引用され、陰鬱に消費していく動機は枢要な余韻に引き換えられ、貧寒な理想をかかげ、理性を喪失し、現実を翻すこともできずに、答えに拘泥し、真実を見失うようなコード化された君の意志などは、どれもが、なにかの奴隷であり、貸し借りされる間から、関する多目的な理由により、理想とは操作され、正しい道に進めば進むほどに迷わされ、些細な苦しみを同じように味わうためだけに、ためらわずに交換される動機は他者から借りた諸々の動機の中でしか、自らの存在意義を示せないからと、締め出すだけの排外主義的な理屈にこり固まり、恒常的な苦しみから離愁する真理から尊ぶこともできずに、及ばぬ日々を揺蕩うことで、浪費する動機は、その場で蓄積する苦悩に隷属し、あたかも正しいようなフリをする。