昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

行く末

神さまはおざなりな夢の中で整合するものだけを、求めるのである、と倦怠感を格納するための容器たる身体を拡散させては、ネットワークの中を徘徊するオオカミたる私、人工的な観念を頬張るネットワークの中での住人が捕食する常套句のような情報がうとましくからまる午後、締結してゆく後から腐敗してゆく真理に基づくものなどが次々と苦しみの軛を打ち込む原理的な朝、確かな愛を足かせに変える世界から記号化した余韻が理論的な総合性が駆逐してゆく忌々しい原理が数多の苦しみを繰り返し伸縮させては、この襞のような空間の中で意識を膨張させ、仮死化する意識の果てで、出来合いの意思を貧寒なものにし、認識すべきものも、すべてあやふやに変えるだけの堕落した論理が復讐を謳い、退屈なギミックが一貫した苦しみを孕み、羽交い締めにされた精神が製品化され、慢性化された痛みを孕み、絶えず苦しみを仮想するだけの電脳世界的な意識が加速して、グノーシス主義的な神との一体化を目指しては、加算される儀式的なものの供儀として、ヌイグルミに変えられる身体なさまざまなものの中で硬直し、行為を切り取り、形骸化する気配を漁る曖昧な意識の中で加速する被害者意識が記号化し、敷衍してゆく考えがただ動くこの手を不思議に思い、なぜ意思すればこの手は自らの意思とともに動き続け、自らの思うとおりに働き続けるのか、と疑問に思い続ける静謐な予感を携えた幼少期から加速する余韻が瞬く間に形成される季節を踏みしめ、ただゆらり、と考えを清潔に整えて、邪魔なものの一切を破棄して、ただ忙しく付きまとうだけの日々に別れを告げて、ただただ求められるままに悔恨を溜め込むだけの君の意思が抱える倦怠感に比較されるだけの人たちはどこにもいなくて、ここで感じられるものなどは、ここで意識するからそこに現れ、あるように感じ取られるだけで、そこにあるものとは、そこであらがうこともなく、現れるままに認識し、与えられた意味や名前にとらわれて、本質的なものを見にくくさせるだけの意味から解き放たれて、果たす義務なんてものから離れる。