昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

往復

日々のいびつな形容、凡庸な君たちの確執により生まれた尺度が形成させた陰鬱さを逍遥し、擁立される真偽の波形や、軽率な私が正解をもたらされるまでの顛末の結び目、対価を謳い、がんじからめになる最後の報いを謳う連中の即席の自由などの角、泡沫の心情に独白される言葉の親近感、そこで拘束され、保たれる理由が用いるものにもたれかかり、ままならぬ感情を吐露する君がうそぶく先には、都合の良い世界を罵るために用いられる多面性により、生活感は損なわれ、誰もが薄気味悪く縋ったりするだけの世界に求められる枢要さなどを謳い、持ち寄られる意味の中で司る体系化したものに操作され、症状を悪化させるだけに至るような退屈な代物により、代償を迫る輩に高尚などは廃れ、そこかしこで疲れ果て、憚るほどに廃れた精神が浪費する瞬間にすれ違い、そこで分離するだけに生み出されるためらいにより互換されるものなどは、似たようなものであるし、君が見ているものなどは、私からはかけ離れたものであるし、私が見ているものなどは、よく見れば、何もかもと程遠いもので、程よいものなどはなく、ただ何かから遠ざかり、逃げ惑うばかりである。逃げる先には真実などは不必要であるし、求める答えに正解などはないし、求められる答えに清潔感などないし、簡易な答えとは無差別に意味を破壊し、君を捕食するために押し付け押さえ込み、獰猛な答えに貪り食われるだけに至ることが、あたかも正しいことのように語られる間には、大切なものなどはなくなり、用いられる答えに磔にされた太古からの従順さに引き摺られていく今には一貫した苦しみだけを波及させる退屈な答えがシンドロームなんかを生み出し、今を巻き込み、硬直させられた身体には快活さなどはなくなり、そこで乖離し、理解に至るための傀儡としての役割を終え、散漫な答えを崩壊させ、自らの正しさには戒律などは不必要であると宣言する。