昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

野ざらしの思い

はなから生きてる意味などないのに、生きてる意味などを求めるから苦しんでしまう。そのような考えの果てに、意識は灌漑を迎え、あらゆる苦しみから解放されるような気になってしまい、しまいには誰かを恨む始末、記号と論理学に収容された君の機嫌をまさぐる神のようなものの手、迎合される秘密を寄せ集め、新たな信仰を生み出す者どもの、とめどない欲、抑制される真実に隔離され、薄気味悪い自己顕示欲や、承認欲求のカラスどもが騒ぐゴミの島、倫理観のパスワードを解いて、離散する風景や、騒がしいだけの惰性な至福や、侵食していく新たな形や、懐疑的な日々に襲いかかるニヒリズムや、理性もなくすがるだけの若気の至り、痛みすら麻痺した騙し合いの中で、どっちが悪いかもわからなくなるほどに、屈折していく時代的な何かが被害者意識なんかを持ち出して、誰かに罪を被せるような間に肥大化していく意識的な終わりから、応用される真理や、あっという間に死する運命や、信用などを謳う幼気な人形たちや、立場を悪用して数百万を荒稼ぎする奴らや、ポリティカルな吐瀉物が降り注ぐ冬景色、儀式的な倒錯により乖離していく自己を傍観する自己という自らの擦れを受け入れることが出来ないから、次々と自らは崩壊してしまう。