昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

詩的な夜

完全なる孤独の外で、放棄された思いが錯綜して、無神経な日々、感覚も麻痺した青春期の午後、解体される真理から芽生える刹那な倒錯、未熟な夢の湯船に浸かり、暗澹とした思いを消化させ、不純な日々を弄る君の大きな手が折り畳む夢の門番になりたい、とささくれた希望を歪むだけ歪めて、明晰なものなど、何一つない無口で痩せ細った晩に、密接なもののどれもが、何かの奴隷のようだ、と泣き崩れている擦れた君が補完する苦悩の青臭さと、遮るための幼稚な一言がひけらかすものにより、価値観は崩落して、かき集められる一切が、また同じようなもので人々を巻き込み、毎日に吐瀉される思いが際限なく加速して、誰彼構わずに足枷を嵌めて、意思を狭めて、酩酊し続ける後には拙い補正や規律により、報いを受ける曖昧な身体から生える気配やら、軽薄な伴侶が伝える風説や偶像の派生や、恒常的な退屈を植え込む疲れ果てた意思が凡庸に屠殺する習慣のようなものが、今をいじらしく突き回すような間に迫るノスタルジーのようなものが、フラクタルな悔悟を呼び覚まし、焼け爛れた身体から現れる背景や、軽薄な主観や、経済的な破綻やらが呼び覚ます退屈な互換性により、制限を生み出す他者からの過ちを受け取る怠惰な余波や、有する価値により破砕される心情に打ち出されるまやかしのようなものが砂糖のように降り注ぎ、この辺り一帯がスイーツのようになたね、と笑う彼女の着膨れした意思が放つ連帯感のようなものに吐き気を催し、一切はエモーションすらなく、ただすがることもなく過ぎ去るばかりであるし、あらゆる変化も受け入れられずに、憤慨してばかりいるし、苛立つ先に訪れるのは、幼稚で際限ない闇だ、よ。