昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

蝕む民

大衆にこびりつく時間の尻尾をつかんで、まがいものの真実を小売りにするニセモノの商売人たちの吐瀉する物語、乱立すりコードと、刹那に日も暮れて、もたらされるものも、ここでもたれかかり、もつれながら、支離滅裂になり、均等や平等を謳う病的な輩、介在する意味を往復し、はびこる悪意や、あいまいな動機などを無作為に消費し、ひたすらに突き抜けて行くために、行く末や、優越感や、義務的なものや、行動を圧迫するものや、悪趣味な連中が示唆する苦しみを翻して、金色の和歌が降る夜、銀行の灯火や、液体で出来たコンビニ、乳性の気持ちや、永遠の間違い探し、境目すらなくなって、煩わしい仮数虚数の産毛、文化的な終わりや、滞るための基礎、傀儡と化した足指、多目的な感覚に報いを受けるための清潔な身体、理不尽な結末と、ジュクジュクした傷、突然の自由と朴訥な闇、原始的な狩猟により砕け散る母、感覚も麻痺して、まさぐる間に司る幼稚な企みにより粛清された夜と君の話、機械的な消耗品として、異物感をかかえては、懐疑的な日常に現れる貪婪な結末も、ただ規範のことに反して、はびこる悪意により拘泥し続けるだけの堕落した君のニュアンス、数多の接続により嗚咽している彼らの復讐、凄絶な時折に織り込まれていく物語がつつがない思いを翻し、歪な感性がうながす収益などに偏らずに、価値観を汎用するだけのつたない交わりに反し、はびこる悪意を攪拌する思惑や、ここで横暴に伴侶として扱われる最後の綻びや、あいまいな思想により、その場で屠られるだけに至るようなって関係性により、即座に潰えてしまうだけの暫くの苦しみにも耐え抜いて、たび重なる苦しみなんぞに屈さずに、くたばるだけのその場の価値がなんだって、突き跳ね返すだろうし、蔓延る幼稚な意味や企みにより垂涎したって、途端に老ぼれたり、通せんぼをくらい、その場で立ち尽くしたりしている。あらゆる悲劇を詰め込んだ託児所で、平均的なら夢を貪る体系化された人々の群れ、報うことだけに専念して、肥大化する憎しみにより分裂していく意識的な終わり、約束を孕み、女々しい記憶が吸い込む不確かな人々が幽閉される住まいの中で切り取られる幼稚な策略の波形、軽薄な闇に関わるほどに、肥大化していく罪により迫害され、ささやかな幸せすら、簡単に奪われてしまう結末に引き摺られ、身動きすら取られなくなっている。