昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

追従

君は、いつもそっぽを向いて、イデオロギー新約聖書や、駆逐された昨日なんかを崇め、性善説を唱えては、得たものの秘密を暴露するようなロジカルな与太話、無くした記号を集め、意味を手当てして、セオリーのセリーに埋め尽くされた、ただ、広大な宇宙の至福、紊乱な思想が、カジュアルな妄想を続けては、懈怠する今の対価や、すり替えられる歪な真理に基づく言葉が頭に降り注ぎ、構成される物語や、葬る先に現れることごとくが、空虚さを遮り、犠牲的な君の宿命、清潔感がある化膿した部屋、肥大化する理論が、理性を失って、誰かを傷つけてばかりいるだけの忌々しい現実に虐げられる前に、ニセモノの感情が迫り、繰り返し異物感を抱えた君の憎しみが縋る現実などに、現実味はないのだよ、と、迫る苦しみを翻し、貧相な球体の中で、耐性がすぐ生まれ、幻想的な余白や、窮屈な成否、枯れた青春やら、悲劇的なものの復元、はびこる悪意の焦燥感、豊かな熱、なだめる開示請求、均等な死地と、あらゆる苦しみの復元、その狂気に至るまでの服従、重厚な誠実さを胸に粛々としたものが住まい、途端に複製される憎しみに捩れた君の消息、無様なぬけがら、幼稚な恒星、電気的な更新、交換され続ける君と供儀、ソドムとゴモラでの生活、脛骨をなでる闇、倒壊した意識の起源、神々しい託児所から生まれた時代的なものの本質、暴走する真理により結ばれた君と神、あてがわれた意味の中で窮屈そうな君の富の虜。