昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

枯渇

交換を求める君の手も汚れているだろうし、食べるために当然と犠牲になる動物たちの数を数えるだけの日々の中で妨げられ、健気さを売りにして、奪われるだけの日々の中で帰巣すべき場所もなく、犠牲になったり寄生したり、機会を損ったりして、即席の自由が加工される真実に品位なんかを求め、元々の自由を破棄し、誰かの自由を侵略し、自分と同じであることを求めるような奴らしか居ない世界を世界として認識している合間にも、世界はすぐさま変化し、君をすかさず抑え込むだろう。そのような世界での成否などは退屈であるが故、ありがたいなど、と促さずに、当たり前のような顔もせずに、無我夢中で突き進む。なぜ何かである必要があるのか?なぜ何になりたいか?など、と考える必要があるのか?なぜ何かであることが、大切なもののように崇められ、なぜ何かであるから、崇める必要があるのか?あらゆる疑問が揺さぶりを続ける嫌われた日、依存なんかしなくても良かったのに、何かに依存することでしか、生きられなくなるのか?何が何を定理や原理として迎え入れられ、作られた答えだけを迎合して、熱暴走する頭が支離滅裂になり、違いを生み出さずに、あたかも当たり前のように答えを押し付け合うのか?あらゆる悲劇は日常に拡散され、等差などを用いて、優位であるとか、有意義であるとかをためし合い騙し合いながら、過ごしていくことなどに疑問を持った幼少期を汚し続けた外からも内からもの攻撃に反してまで、変わらず続けてきた意志の勝利は目前である。