昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

軽傷

移ろう季節の変わり目、メダカに乗るシンドロームから、過負荷により性質が変化する脳内、多弁的な彼が適応すべき、世界や社会から遠ざかる我々がすることといえば、他人がすることばかりに目を向けるような輩に賛同し、同じように似たような誰かを批判し、貶めるためだけに集うことに現れる集団心理の道具として、偶像を謳う君が歓喜するためだけに催される快楽的なカタルシスに向かうためだけに、発散させるための儀式的な転用を促すネットワークの星屑の最中、ネットサーフィンしても、途端に端的な愛が放射線により傷つけられ、健気な思いが毒されては、手なずけられるだけの人々が唾棄する面影を刷新して、ここで強要されるものなどが応用するものなどは、所詮は、そこで死滅するだけであるし、あらゆる苦しみを伝えるだけの情報などは、今の世界にしてみれば、神にでも悪魔にでも変わるのであるし、ここでの紙幣や貨幣に頭をこすりつけてまで、従い続けたり、崇めたりするような隙間にすら、色彩はあふれているのに、誰もが美しさを見ようとはせずに、そこかしこに現れる世代間の窮屈さにより、もみくちゃになりながら、宥められることもなく、ここで苛立ちながら、即座に批判し、否定し続ける先に現れる不安に苦しめられながら、ニセモノの使命感により、安易な支配を受け入れ、軽薄に掲げた正義の犠牲になるためだけに、馴れ合いながら、曖昧な理想を受け入れ、理性もなく失言を繰り返しては、利己的に肯定し続ける先では、不毛な争いばかりが続けられ、つたない意思は、誰かに占領され、誰かに責任転嫁し、加算される罪が誰彼構わずに噛み付くあたりに現れるしがらみにより、未熟である私は利用されてきたのであるから、指定されたり支配されるような形式に反し、はびこる悪意を重用するバビロンに磔にされる前に、そそくさと逃げ去る。