言葉も今朝になってしまい砕け散り、歪な信念がかかげる退屈で、デロデロと長い舌、絶望に食らいつこうとするあわり、何も食べられなくなってしまった君の期限、そうなく動き回るエゴイストたちの波形、ノスタルジーに羽化する不自然な途端に、滲む剣呑な理由や、鞭打ちした宇宙で肥大化する悪意が無様な姿を見せて、惨めな格好で、自らの痛みを崇めるだけの君の蛇行、哀しみ合う恋人たちの予感を遂行する定め、ずんぐりむっくりな身体をしたアーモンドが弾む代理品と、既製品で包まれた廊下、着膨れした太陽が歌い上げる第八休日まで、延々と歌い上げられる彼方、加算される苦しみと、似通った限度と過ち、遭遇する偶然の数と、仮想的な敵意の面影、馴れ合うほどに蔓延る自己への窮屈さに耐えきられずに、きっとどこかの気晴らしなんかが埋め尽くされている洞窟、はびこる悪意が食い込み、誠実な予感が携える君たちの忘我、夏祭りには、何も買えなくなってしまい、泣き叫ぶ子供の気持ちでひっきりなしだし、悲観しても仕方がないから、誰の言うことも聞かずに、蹴散らし歌いまくってやる。毎日を捲し立てるエゴ、想念がはち切れてしまい、もうどこにも支えてなんかなくなって、なけなしの思いを携え、裏で吐き狂ってやるさ。
