昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

成否

君たちは、報いを受けるべきだ、と付きまとう幼稚な策略の足枷や、退屈な世界性が及ぼす疎外感の道具にならないために、多面性や、体外に放たれ、流出していくだけの、際限ない青春の末路や、瞬く間に改ざんされる体系化した結末、遭遇する偶像や偶然と添い寝して、デカダンスに苦しんでいるボードレールの美しい散文の中を泳ぎ、つたない一生の端くれに溜まる澱んだシンフォニーの中を駆け巡る元気な子供たちがサーフする事実の狭間、拡散される狂気と、居座るだけの君の黄昏の窮屈さに氾濫する叙情的なすれ違いにより、詩的な昇華を続けてきた私の豊かさに加勢していく真理的な藻屑、轟々と唸る入道雲や、屋根に捨てた乳歯、現行に馳せる動機が、幽遠を引き裂いて、時代性の悪夢を癒やすころ、孤独とは、ここで結ばれていく精悍な動機により、何かを高貴なものに変化させ、些細な動機から、森羅万象とは、省熱を繰り返し、漂う湯気を眺めては、勇躍していく真実の焦燥感や、情報操作や、照合する罪などなどをなぞる連中の永遠に結ばれていく凄艶な憂愁、ことごとくのドナーとして、バラバラにされた臓器、均等な位置から果てた命の縫合、昏倒する意識に補完される緩慢なキュビズムの角張った姿、苛む記憶を貪るだけの、奴隷根性と、思考停止した連中が従うだけの情報と呪詛、蘇生されるために祭られた屍やフルーツやルーツ、流浪し続ける先に現れる窮屈な思いが携える、浅ましい連中が支配を強固なものにするために、謳われるものから、引き出される過ちにより露わになる資産価値や、関わるほどに、災いを生み出すだけの、惰性な綻びから生まれる闇に蝕まれていく果てに注ぎ込まれる悪意。

 


定理なんてものが目の敵にしたり、無駄にしたものが、無残に転がる後先、済世を謳うだけの怠惰な連中が生み出した神、契約を終えた君の指先の汚れ、軽薄な理想を武器化しながら、しなびた理由を流動させ、限界を生み出すだけの、絶え間ない苦しみを生きていることなどを美化する奴らを蹴散らして、自らに帰り着くよろこび。