昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ぶつかる

いく先々では、衝突や不破などがかさばり、高まる思いが窮屈になるまで集結し、憎しみばかりを加速させ、散漫な意識は、儀式的なものをかかげ、アンニュイとしていく真理は、真偽などを用いて、君を支配するだろうし、すり替えられる真実は、君に敵意を生み出して、簡単に批判したり、否定したりする先では、さらなる支配を加速させるために、互いに枷を嵌め、世界性を狭めるだけに至るだけのセオリーや、論理などが強固になり、似通った価値に囲われた正義が、次なる犠牲を生み出すために、つぎはぎの未来を作り出し、奪われるための運命を引き伸ばされるだけの出会いの中で加工されるだけの時折に折り込まれていく真理の影、悲劇的な君のカオス、単調な日々の巻き戻しの最中、定めなんかなく、ただ艱難辛苦の中を魚みたいに泳いで、懸隔なんかを生み出す孤独に傷んだ身体を崇めるための、思い出なんかに感化されずに、去り行くままに愛して、ただ争う先では、商業的な思いに裁かれるだけの私たちの、退嬰的な人々が作り上げた世界から抜け出し、倫理観なんかを用いて、君たちは、君たちの正義を追求して、危機感すらもないから、保つことばかりを追求し、自分たちが生み出した脅威により生まれる強迫観念に支配され、誰かが迫り、私たちを傷つけている、と都合の良い敵を生み出しては、君たちを苦しめるためだけに忙しく、いさかいばかりが信仰心を煽り、偶像が偶然なんかを謳いながら、君たちに愛を説く合間に、あいまいになる正義は、次々に犠牲を生み出しては、手懐けられた精神は、あらがうことを辞めて、ただ継続するための憎悪を大切に育てている。