昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

浮遊

ふくよかな主観で眠り、無くしたての思いのぬかるみに嵌り、はびこる悪意が提唱する答えなんかに、飢渇しないように、あらゆる偏見や、荒野を泳ぐ魚や、熱病に侵され、絶え間ない痛みの最中、さびれた心情を這う記憶の中での傷痕、発芽する思いがさんざめき、未来を恨むばかりの君たちの汚穢、諦観に見初められ、そこで屈辱に悶えるだけの、君たちのエゴ、迎合される過ちの中でしか、承認欲求や、存在価値なんかを確かめられないような、かわいそうな子供たち、集約される思いや定め、はびこる痛みや、言い訳がましい君の過信、刷新されるべきは、この怠惰な別離を繰り返す君であり、あらゆる変化を恐れるが故に、今に配備される罪の奴隷になり、慈しみや憎しみに触れ、日々から省かれ、截然たる余韻や、印象操作を繰り返す宦官ども、浄化されずに旋回する儀式的な文言、傲岸不遜な人々の支給日、分断ばかりだね、と、この世界の終わりにひしめく呪詛などを聞きなから、ランダムな面影の段落、落選ばかりだね、と、悲しむ親子の枢要さ、定めもなく、経巡る君の殺伐とした思い、快活さなんてものは、その場で妄想ばかりしては、言葉の奥でたそがれ、誰も帰ってこないのに、帰りを待つ犬の様な気分で、あらゆる偏見を用いては、今を引き裂く猫の爪、貧寒な歴史に沈む有限な君が服用した真理。