昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

邪な夜

大転換期迫る夜の会話、比率やら、規律なんかが、艱難辛苦を呼び覚まし、耽溺するだけの君たちの史実に絡まる蔦や蔓、チフスやら、アイロニーが降ることにより現れる差異、星の記憶を集めては、それを詩に変換させるヘリダーリンの階段、彼の塔の中では、牧歌的な憂鬱が、ニューロンを傷付け、軽快な理想が主役の座を奪い、一人寂しく夕食をし続けて来た幼少期から、回転する座標や、約束を突き破るニヒリズムなどなど、いろんな模倣や生活感の終わりの中、カタストロフやこき下ろし続けるルサンチマンどもの至福、擬態化する鳥や虫たちの毒、敷衍するテクノロジーへの敵愾心やら、体たらくな今を複製するだけの罪の意識や、季節的なコアを握りつぶし、分散する苦悩や、高濃度な放射線の雨の中、懐疑的な日々にヒットする疾しい歴史を、繰り返しスピーカーで流し、人々を騙し、あざむくほどに増していく憎しみを利用し、凝り固まった思想の末端では、象の足のようになった核物質の固まりやら、弊害やらが、ずさんな対応を続けては、自らをも騙し続ける先では、退廃的な妄想や、模倣を続け、軽薄な理想は、理性を食い物にして、人々を亡霊か、ゾンビに変えてしまい、誰もが、言うことも聞かずに、ただ、互いを食い荒らし、誰も生き残れない様にするような、世界や社会などは、はなから存在すらしなかったのであるし、ここで見えているものなどは、所詮は、光の屈折や反射やらにより、見え隠れしているだけであるし、あらゆる変化を恐れるものは、エビデンスや、新鮮な空気や、辛酸な価値や、審査待ちをして、借金できずに、ただ、這い巡る君の偶像や偶感などに詰まる悪意などにより昏倒し、後悔ばかりを吐き出し、破壊されるだけに至る。