昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

いつかまた

幼少期から断続している拘束されるための夢の中、論理的な君との散歩道、取り残された理由と、損なった意味、保管された過去、鋭敏な結合、雨打ち濡れた肘、確約された幸福、血の刷新、刑罰を受けた体、政財計画により痩せた体、フラクタルな闇だ、悩み事もより透明で、誰もが、より良いものなんて謳わないし、刻一刻と迫る顛末に住まいを移し、むくんだ体や、軋む意味や、青々とした好景気を吸い込んで、混濁する頭が快楽の傀儡になって、縫い付けられた罪を荷造りして、憎しみばかりを証拠に残して、割に合わないものや適当な罪かなんかを君に着せて、敵地に送り込む。日々歩くための栄養剤たる雨に濡れ、無知な私ではあるが、こうして受け入れて下さることに、ありがたい、と、沁み入る先々では、雑念やら、ねんごろやら、蝕むなどなど、忙しい社会の中、狡猾な猫がノコギリみたいな歯で魚を狙う路地裏、淡白な彼女たちの浪費癖、短絡的な隘路に保管した広義の意味、膨張した過去、恒常的な苦しみにより閉塞的な現在を超越するために、ためらわずに邂逅したり改造したりして、様々な苦しみを繰り返しまさぐる君の偶像、憎しみばかりが、するするとうるさいネットワークの保身、痛めた手や足、ぼろぼろの体を引き摺りながら進む朝。