昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

均等な今朝

制度による平等により、締め付けられる市民的な苦悩を青で表現した絵画、殲滅した意識の破片を集める宇宙的な母、毎日との惜別を繰り返した先では、ユートピアや、多幸感によるノイズや、数多の軋轢の消滅、観念論によりねじ伏せられた意識的な互換性により、行き過ぎた答えにより引きずられ、傷だらけになった身体、教室にとどまる商業的な論理、迎合される深夜の呪詛や、やましい孤独、比率やら還元やら消費的な軋轢、狂気的な君の正気と、偶像ばかりをすなどる家庭的な湿地帯、乱用されるための真理や、漂う悪意のようなもの、包括されていく理由や、崇めるために、奉られた神のようなものを、模倣し続ける先では、退廃的なものを模倣したり、凡庸な価値を縁取る理由や、誰の私欲を貪る同居人や、虚実にうなだれていく悠遠に保管された記憶、宗教的な虚飾や、距離感もわからずに近付いたが故に、傷ついていく風景、マスカラにつかまるオニヤンマや、痩せたカラスが羽ばたく隙間、心とは、どこか遠くで、居心地も悪そうに、誤りや過ちを遡及し続ける先では、絶え間ない屈折や、正気を失った君たちの末端では、溶けた情念や、豊かさの象徴などが、悲しみを受理しては、その場しのぎの優劣で、慢心したり、慢性的な闇に囚われてばかりいるし、現実なんてものの損得なんかに、いちいち反応したくもないし、ただ、屈託なく泣き笑い、狂信者や、レイシストや、寂れた記憶からすなどる過程が打ち出した憎しみに引きずられずに、ひたすらに、自らの意思をつらぬくの、だ。