昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

闘争

憧憬を携えたエモーションが降る朝、便宜的な君の借用書を破る音が響き渡り、与えられたものという幻想から解き放たれ、自己にまた一度帰り着く間、あいまいな持論を率いては、病気のような観念で、人を引き攣らせるような悪魔どもの巣窟、荘厳な王冠を脱いだ私は、悄然としない域から吐き出される時間やらに騙されずに、ずっと思い込まされていた答えから解き放たれ、粗悪な回答に、頭を使うことは辞めて、セオリーに反し、蔓延る愛憎に包まれた掻痒を抱えたバビロン、分裂していく資本主義の仮想的なカオスの中、構造的な廃棄物として、あらゆる奇跡を否定して、価値観を謳うだけの、あいまいな人々の死んだような目で、促されるものを、促されるままにしか、行動できないmobとして、あらゆる攻撃を受け入れる退屈な気配から漁った観念から吐き出される好戦的な夜明け前、出来事の余波を観測する仕事をしているアマビエみたいな姿形の母、惰性で記憶をむさぼる粒子状の兄弟、天界からのビブラートで泳ぐ魚や、修羅を歩くごつごつとした手をした、神のような気配、厳寒な季節を越えるためのビートを掻き鳴らす間に、このビジョンとは、所詮は、他者から借りたものに満たないのか、と、咽び泣く隙間にも、愛とは吹きこぼれ、ここにまで熱を感じる、と、あらがう若者のすべてを理解したふりなんてしないで、ただ、思うがままに進む姿を応援するような、澱みない優しさで、世界を包み込みたい。