昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

完成

凄腕のハンターが住まう希望の城、膨張する真理を着込んだ宇宙の母、花束かかえたシンドロームがひるがえす明日の裏側に住まう紀元前の愛、派手好きな子の怒りの矛先、まるでラビリンス、及ばぬ力、汚れた体、儚さに散った意味も、チクタクなる更に、旅路は、バタバタ持論をまさぐり、教科書通りの壁や、カフェインの汗、因果律を乗せた河馬や、バカラのグラス、怠惰なタトゥーを彫り込んだ明日への恨み、散らばる世論、銀河団を超えた先ではテレパシー、全ての価値を転換させるための魔法、君だけの虜、倫理観を踏みにじる友達たちの、巨大な足、厳寒な理想をタントラに混ぜて、擬似的な愛と乖離する理解を濾過して、耽溺するセオリーや、痩せ細った家畜たちや、立場を利用し、意思を踏みにじるだけの結末を、ダストボックスに入れて、生命の汚穢を詰め込んだ、缶ジュースを飲み干して、透徹する主観から、溢れる詩篇や、咽び泣く主体性を閉じるホッチキスや、冷凍保存されている母、漂うクラゲが語る真理や、紊乱な衝動を重ねたメロディーを吐き出すスピーカーたる君や、奇跡的な愛に乖離する現在に平伏す世界との齟齬や、苛むだけの、疾しい記憶から加速する論理や、理性もなく加速していく憎しみや、暗号化された悲しみを解き明かすための、計算機を用いて、足し算や引き算の雨に濡れ、正しさを謳う、過ちばかりの正義に反し、自らの正しさを保つ。f:id:jibmfmm:20231218013436j:image