昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

重要

軽薄な理想を携えたエゴが降る街、淀んだ記憶に打ち込まれるパスワード、貪婪な化粧を終えた神のメタファーや、渇する間に迸る茫漠たる空間、すべては、あたかもそこに存在し、即席の理由などに幽閉されていく君たちを啓蒙し続ける地下室の住人たち、蹂躙された外の世界では、確かめ合うように、互いを傷つけることが、愛か何かのように語られ、裁かれるだけの、女々しい規則に縛り付けられ、防腐剤で、できた枕を与えられ、ドーパミンやら、エゴやら、バグやら、値段などなどにより、その場で拘束された君の期限、すかさずに投与される悲しい結末や、そぐわぬ思いや、不可知論に魅せられた君が及ぼす影響の中での、認識などに、騙されるわけもなく、見えるものも、見えないものも、やがて、同じところに帰るのだ、と、惰性な欲望が、短絡的な快楽を商品に変えるあたりから貪婪で、楽しい世界が生まれ出すだ、と、ピータパンや、ピーナッツバターサンドを頬張るティンクや、屈折したエモートを吐き出すコンピュータの中での発火、猜疑心やら、犀利な私の角や、浴槽に溜まった希望やらを漁る猫のレジスタンス、あらゆる冷たさを乗り越えて、病んだ笑顔で乗り切ったら、アルコールか何かに汚されたコードを解き明かしながら、長らくの孤独から抜け出し、地上に出ては、温かい思想で、思考をやわらかくするし、そこかしこで組み替えられた罪や、ニセモノの価値や、まやかしのガチャなんかに騙されないようにして、支配されても尚、自らの意思で、歪な観念や真理や、普遍性に騙されずに、己を貫く豊かさ。f:id:jibmfmm:20240202030814j:image