昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

豪雨

枯れた花の美しさに触れ、敷衍して行く意識の下部に散らばる理性や理念のようなものを消去し、くたばるだけのまにまに迫る有形や無形や、有象無象に対処し、革命により、広げらた無惨な穴に埋め込む意味すら、ひたすらに下賎で卑猥なものばかりであるし、あらゆる偏見を透過させ、悪を浮き彫りにし、卑賤な正義で誤魔化さずに、あらゆる証拠を集めて、昇華させる。成否に基づくエゴや、そこで毒付く君、あらゆる被害者意識が降らす、止まない雨や、運命論者が手懐ける、退屈な理想、リセットされるだけの日々や、刻々と迫る死や、無惨な形骸として、転がる今に現れる矛盾や、ああなりたかったや、ああは、なりなくなかったなどの思いが交差し、倒錯する日々や、歪な関係や、悔悟の溜まり場、あらゆる境界線をかき消すための、消しゴムや、恒常的な馴れ合いが及ぼす、怠惰な現状や、原型も留めずに、圧壊してしまった人々、退屈な対価や、対応を求めるばかりの、ひとりよがりな声、形跡も損なわれ、度重なる苦しみが行き来する現実や、現象なんてものは、絶えず偶然ばかりで、必然性なんてものは、ほとんど、無いようなものである、と宣言する辺りから、事実とは、雲散霧消し、そこにあったものですら、不確かなものであるし、立証されるものですら、作られたものであるし、語られたことなども、異なるものばかりであるし、あらゆる正解も、凡庸なものに覆い被され、その正しさの裏の悪意を誤魔化すばかりである。f:id:jibmfmm:20240229014625j:image