昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

均衡

刺々しい精神を補完するために迫るニセモノの閾値、計算的な彼らが身籠もる主観から現れる絶え間ない年月、諦観する暇もなく、ただ悲哀に満ちた忌々しい現実を昇華させるために、際限なく愛した今を遡りながら、疲憊した昨日を救い出すために、怠惰な意思が引き連れる意味を飛び越え、狡猾に迫る君の生涯の心情に怠惰に巻き込む値や、曖昧な心情に高揚感を持たせるためのプロセスを経て、君の確かさに行き着く。星のはらわたを食べて清潔を保つ宇宙、刹那に巣食う虫たる人類の象徴、煩わしく司る物事に高尚さなどはなく、ただ差ばかりを生み出すだけの退屈なジレンマや、体系化した悩みや慈しみの群れ、即座に交換される思いの端々に現れる退屈な私欲、物理的な伴侶から遠ざかり、対価を求めるだけの君たちのエゴや、永劫回帰や定めなどに絡まる幼稚なギミック、さらなる欺瞞に、度重なる苦痛、消失していくだけの時や、怠惰な街に共振し続ける君の渇望や、乖離や、境目や機械など、あらゆる弊害を運ぶネットワークの滓、統合される意識の吐瀉物、仏陀や、複製される真理や、止まらぬ欲に純粋だからこそ、資本主義で明敏に生きるのだ、と嘯く君の懐疑的な叙述、憎しみのコードを打ち込まれた肉に送られる電気信号、あらゆる信仰の象徴として崇められる隙間、時間的な猜疑心や大義や、あらゆる傲慢や不満などにより分裂していく境地に歯止めもなく現れる問題が、代償などを求めては、君に付きまとい、物憂げな君の狂騒に果てる自我や、まとまりもなくバタつく心情の欠けた朝、斡旋されるだけの暑苦しい些細な諍い、あらゆる統計から解き放たれ、ただの一匹の強靭さが、辿々しく迫り、くたばるだけの観念や、関連性などが連動し、さらなる喜びを生み出すためだけに、こうして自分らしくいるのも、何か不自然であるから、自分であるとか、自分らしくなんてことをも破棄して、バカ笑いしている。