記憶の端数、着膨れした憂鬱、萎びた花や茎の数々、動悸も激しくなり、すかさず分裂して行く面影や、刺激的な終わりを厭う過激な帰巣本能による戦争、蠕動する複製品たる季節の横領、悲劇的な君たちの征服欲に包まれ、迎合されるだけの未熟な正義が、自分たちこそが、正解だと、促す間にも、真実は、偽物に変わり、インモラルなんかを謳いながら、泡沫の意味にまつわるエゴなんかを繁殖させ、貧相な価値を加工し、駆逐されるために、備わる意味に縋る毎日ですと、暗澹とした気分で、被害者意識満載で、陰口や賭け事のために、放棄された身体を、必死に寄せ集めては、自らの世界を保とうとすればするほどに、世界とは狭まったり、阻まれたり、運ばれて行くままに、徒然と靡いては、蔓延る悪意により、吊し上げられた隣人を見つめては、定期的な憎しみを加速させ、正義感ですら、悪意により断続する賄賂、騒然として行く意識の波形や、形成される退屈の難易度、陸地では、亀たちが、イデオロギーなんかを掲げては、今にも、価値観の違いにより、内部崩壊し、散々な現状、原始的な悔悟、豪勢な顛末を煽る君たちのルサンチマン、真実なんてものは、真実と語られた途端に、腐るものなんだと悟り、ささやかな今朝を愛するべきなんだと、語る奴らこそ、誰を愛し、何を愛するのかすら、理解せずに、あたかも、愛しているように、語るような奴らは、誰かを簡単に手懐け、自分の思い通りにコントロールしたい連中が仕向ける答えにより、簡単に偏るばかりである。