昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

天秤

生かされているのではなく、そこで、確かに生きているし、不確かな何かを崇めては、確かさを足枷に変え、事実や現実を引き摺りながら、批判的な奴らに今を打ち砕かれ、惰性で引き延ばした命も儚げであるし、あらがうほどに、食い込む値や、曖昧な差異に絡ま…

産卵

プリミティブな子宮から生まれたラビリンス、抽象的な回路により、直走る運命に対しても、ずっと上の空で、夜中に観点を打ち砕かれたカラスのような気分で、前衛的で、寡黙な木々が出迎える冬、紊乱な行き先により、太った夜が悲観的だから、身体は、バラバ…

しあわせ

夢の中での朝、肉体を捨てた少女が彷徨うベランダ、泡沫に住まう原始的な相互互換性や、凄艶なる空を撫でる魚のヒレ、うつつを抜かしたり、騒いだり、孕んだりしながら、ランダムな虚勢を綴る私が、絶えず分裂し続け、システム上から退避して、境界に迫る無…

交換

意識の道化として、記憶の倉庫で暴れ回り、たらい回しにされている実情と、あらゆる波形と、全てと融合し、絶え間ない高揚感に見舞われ、慟哭している君の偏頭痛に住まう、メルヘンな素数、あらゆる真理の拷問、規則を踏み潰す怪獣のような気分で、歪んだナ…

屈折

清潔感もなく、さまよう泡沫、散漫な行方を切り取り、貼り付けたり、ひりついたりして、悲観的な君たちの諍いや、徒に引き裂かれてしまった君たちの全くのエゴ、十全とした閃きが止むことがなく、ただ、ひたすらに発生して行くだけの、惰性で選んだ答えの最…

錯綜

重複する過程や、織り込まれて行く思い出、回転する面影や、吐瀉する残像、あらゆる抵抗を、今に加えて、短絡的な軋轢に屈さないために、抵抗を続けて、倦怠感なんかに騙されないようにして、今に支配されないために、今を打ち砕き、唾棄されるものや、意識…

巧拙

落ちたら最後、誰も知らねえ、何も、間違いではなかったと、愚かな調べを弄る狂信者たち、仲違いした冬が、自らを虐げるほどに、現れる距離を重複し、刹那を辿るナナフシや、記号の上を転がるテントウムシ、無関心を極める近所の人の、無数の過ち、独裁的な…

奥底

記憶の旅人は、永遠に帰れない過去を堂々巡りしては、端的な答えに圧死し、道理を謳うような奴らを打ち倒し、遠退くだけの過去を、捕まえようなどとは、二度と思わず、ただただ、戸惑うだけの今を破棄し、画期的な今にぶつかり、過ぎ去るだけの今は葬り、未…

約束

どんぐりを集める集会所を旅して、散漫な季節な終わり目なんかを肴にして、緻密な世界を、また、愛してみようなどという叶わぬ思いを企て、惰性に引き延ばした所以や、数多の意図、憤懣や無様な症状、たちまちに集約して来る思いのような靄や、動揺を繰り返…

拘束

欲張りな君の波形、捩れる次元や、時間の狭間で、うつむく君の焦燥感、家庭的で、狭小な街から抜け出し、惰性で引き延ばした命が蠢く現在、アイロニーが飛び交う分裂した午後、磔にされた青春が、解剖されているのを、眺める君の寂寞に備わる幼稚な答え、恒…

飛翔

電気的な思想をかかげるAIたちの末路、ことごとくのロジックに覆い被さる幼稚さや、折り畳まれていく原理から逸脱して、惰性で導かれているだけの奴らに従わず、普遍性を謳う奴らに制限されずに、無駄な支払いを続けるだけの、現実からは乖離し、理解を謳い…

呼応

宇宙を走る大仏とぶつかるシリウスや、監禁されて行くための過去を、絶えずシステマチックな思い出を打ち倒すべく、正義とは、違うベクトルで、空白を埋め尽くす猜疑心や、優劣や、たちまちの本音と建前、義理人情も廃れちまった、と嘆く琥珀色した蝶々、バ…

派生

数字が踊り、文字が泳ぐ、空腹のため、雲を食べる空飛ぶクジラや、ラジオから流れて来る流行の歌や、空白によぎる旋律により、私は、明日から、大天使になるのです、とカタルシスに至る隣の専業主婦に対する対価のため、運ばれて行く金銀財宝の雨霰、愛玩と…

成功

偶然を食べ尽くす怪獣の口、何でも吸い込む掃除機に乗る魔女、過激な理想をかかげるほどに、借金に追われるのよと加担した罪により、還元されるものにより、生きている私たちだ、ただ、今に酔いしれているばかりで、何の正しさにも行き着かないのに、何故、…

爽快

純粋な真理による老化を乗り越えて、光よりも速く進む余韻が、インタラクティブになるまでの、利益やらを昇華させ、暗澹としたファシズムに支配され、陰鬱な欠如や、絶えず欠乏し続ける前衛的に蠕動する思念や、影響を及ぼし続ける退屈な秩序や、体系化され…

攻略

恒常的な敗北感を抱えているウサギたち、改善策を練る亀たちは、その場で硬直して、身動きひとつ取れずに、途端に排除される勝敗の外で、もがく答えが、善悪などを謳いながら、たったひとつの答えにより、くぼんだ理由すらも押し上げ、同じ答えの中に収容す…

虚勢

抑圧された太陽が膨張して、刹那を噛み切る野良犬の、恒常的な腐敗を受け入れ、軽薄な闇夜に存在証明なんかを求める思春期の、迎合やらが、屍肉を貪る頃、幼気なストーリーは、今に支離滅裂な優劣を持ち込む君の抒情的なポケットに詰め込んだお菓子や、混濁…

気配

機械的な余白、必死に読み切って、書き換える作業を続け、拙い着替えを終え、前時代的な髪型が云々と、うるさく付きまとうストーカーのような、カラスの群れや、たむろしている退廃的な描写にとどまる、病原菌たる君たちの性分などを、重複させ、反復させ、…

透徹

焼けただれた今朝、紊乱な時代が云々と、うるさく付きまとう君も、自己憐憫に酔いしれ、佇む今の静謐さや、清貧さに、見向きもしないで、同じような憎しみの中で攪拌されたり、セオリーなんかを用いては、確かさなんかを謳いながら、引き摺る価値の愚かさに…

幻想

君たちの憎しみですら、愛おしく思えるのだと、母性本能に導かれ、可憐なジレンマに縁取られる面影や、応用される真理や、真実を捻じ曲げ、完治しない苦悩を磨き、未熟な世論が覆い被さり、帰巣本能を頼りに、出鱈目に飛び回る私、アイロニーが食い込む余韻…

排斥

昔話に滞る風、つたない衝撃を受け止める身体という枷、凝固を繰り返しては、煩わしい精神を蹴り上げ、余生に色艶なんかを与えたりして、夜更けに膨らんだ身体が、ふわふわと、夜の間を旅して、錯乱している君たちという複製品や、品性もなく、居心地の悪い…

権限

延焼し続ける思い出、散文が分裂して、彩る散歩道、未修の面影を修繕して、セオリーを度外視して、世間体を滅亡させて、今をクッキングして、つぎはぎだらけの、堕落した答えを屠り、淋病で苦しむ彼女の支離滅裂なデータに、点在する理由を即座に葬り、利便…

流動

ふかふかとした思い出に寝そべる野良猫たち、あらゆる起源を乗り越え、媚びへつらうための、対価なんかを引き摺る君たちの観点を飛び越え、暗澹とした意味を切り開くために、両手を広げ、威嚇する鳥たち、感傷的な名残りを弄る君たちの対価、劇的な馴れ合い…

予測

超能力で翅を動かすコウモリたち、輪廻転生するための光に吸い込まれ、今に意思も氾濫し、誰かの大義のために、灰になってしまった過去から、未だに、何も見つけられもしないで、反する事ばっかりに拘泥しては、何の答えにも至らない、ここは、爆心地。終わ…

経過

衝撃に耐えるだけの青春の亡骸、怠惰なコンロで沸々と煮るシチューの香り、鈍麻な観察を続ける後先や、引き連れる思いの宛先、辿々しい片腕を擡げ、麻酔で眠る朝の囁き声が鬱陶しく、諦観を綴る意識的な敗者や、慢性的で歪な思念に襲いかかるジレンマや、緩…

抱擁

崩壊する夢や幻のリズム、侵食して来る夜の物語、似通った人々の与太話、卑劣な推移により、往復する過去や、紊乱な証拠を引き摺る喧騒、分裂して行くだけの観念を取引しながら、隈なく浸透する理由により、飢渇するだけの原理、利便性を求めるが故に、蓄積…

反動

前頭葉を弄る君の指先、感動的な和解の先々では、絶え間ない傷や、誰もが目を塞ぎ、暗澹としているだけの君から脱落し、耽美な結末に、すべてを押し付け、恬淡として、たわわな年月に、ニヒリズムなんかを爪痕や、鍵穴かなんかにして、すべてを押収するため…

統合

筋張った街、君も僕も卑怯であるし、そのまま、憂鬱を散りばめた銀河で、メタファーごと、死滅してしまうのだろうと、子宮的な街路樹で語り合い、バスドラムで会話する先々の優劣が悩ましく、ビブラートで話しかけて来る君たちの期待感のようなものが炸裂し…