昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

黒猫の論理

去勢され、制される間に背反する黒猫の論理の値を示し、死が得る計算的で生産的な排斥から、介在する意識にたむろする存在が報うためだけに絶えずルサンチマンを用い、モチーフとされるものを闇に吐き出す間に徘徊し、ここで詩的な朗唱を続け、損傷していく…

幼稚な迫害

幻想的な修羅を歩き、空疎な自分を埋め尽くす雪景色や、形式的なものが角張って、奪い合うほどにうやまうものなどは、どれもねじれ、宇宙ひもが延々と引き継がれるだけの空疎な空間をニヒリズムに変えるころ、こだわりを捨てた退廃的な身体が同化していくシ…

煉獄

永遠とはことばにすれば 瞬時に制限を生み、 今に遠因に捕まり、 補足される理由により、 恒久的な捕囚として、 収斂される先々で、 強制労働的な愛に はばまれ、 自らを憎むために、 自らの憎悪を、 自らに向ける。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 瞬間的に愛し、対価を切り裂き、汚い血を流し、散り散りに消え行く真実が物陰に隠れ、砕かれる瞬間に確かな愛を食べ尽くす、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 二人の間に迫る闇も、果てない私欲をむさぼるだけの動機も、投棄されるために保たれた空間も、途端に終わりに吸い込まれ、永遠的な闇に変化し、原生にさらされ、探しても見つからないものばかりを借りていただけに過ぎない今に欺…

幼稚な博愛

幻想的な修羅を歩き、空疎な自分を埋め尽くす雪景色や、形式的なものが角張って、奪い合うほどにうやまうものなどは、どれもねじれ、宇宙ひもが延々と引き継がれるだけの空疎な空間をニヒリズムに変えるころ、こだわりを捨てた退廃的な身体が同化していくシ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 夕景にひそむ甘い罠や、ないがしろにした瞬間にせまる虚栄や、陰鬱なモノローグにひそむ、空間的な悪戯、まる

超克

私は原初的な 怒りを忘れてしまっていたのだ。 短絡的に同化し、 陥落する所以になぶられ、 災いに打ち砕かれ、 可憐な動機すら忘れ、 裏切られ、 屈辱にまみれ、 疲れ果てても尚、 この日々の中心に 拳を叩きつけるの、だ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わずらわしくちりゆく夜の鼓動に同化し、感覚的な昇華を続け、逍遥しては、詩的にめぐり、素敵な瞬間だけを愛し循環する、まる

公平さも潰えた辺りから

敵とは外からも内からもあふれ、 敷衍する苦しみを待ち受けるだけの 前衛的な時を切り開くべき愛すらも枯渇しているのだ、と 妥当な位置から放たれる力とは、 位置的なものの抜け殻のようなものである、と 宣言するような選民的な意識から、 空疎な互換を施…

公平性も潰えた夜にささげる

敵とは外からも内からもあふれ、敷衍する苦しみを待ち受けるだけの前衛的な時を切り開くべき愛すらも枯渇しているのだ、と妥当な位置から放たれる力とは、位置的なものの抜け殻のようなものである、と宣言するような選民的な意識から、空疎な互換を施すため…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 不純な春がつたえる腐った感情がふりそそぐ古びた夜に、与えられ、たもたれるものがもたらすものの侘しさよ、まる

カタストロフの後ろ姿

数十億の欺瞞に配される愛が発芽し、 シーンにとろけ、 統合される後先に 俗受けを求めた、 低劣な死を排出するだけの 不安を補完するような 貧寒な詩を排斥するだけの 陰惨な汚物をまき散らす メディアとネットワークが 謳うリテラシーこそが、 正義に変わ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる悪意を跳ね除け、はぶかれる思いや、真理をとびこえ、あてがわれた意味を捉え、確かな所以につながる、まる

生後

ぶしつけに解放を謳う自由が余罪を追及し、観点を疎外させるような横暴な意思を遡及するだけの反抗的な数理にもとづく転換から、感染していく痛みをうろたえながら、消費するようなうとましい苦しみなどは、すぐさま消え去るだけだし、惰性にうながされるも…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる悪意を跳ね除け、はぶかれる思いや、真理をとびこえ、あてがわれた意味を捉え、確かな所以につながる、まる

生後

ぶしつけに解放を謳う自由が余罪を追及し、観点を疎外させるような横暴な意思を遡及するだけの反抗的な数理にもとづく転換から、感染していく痛みをうろたえながら、消費するようなうとましい苦しみなどは、すぐさま消え去るだけだし、惰性にうながされるも…

歩くということ

どうでもよいことの繰り返しだし、そこで機能するものなどは、無様な昨日を引きずり、卑近なものを重ね、簡単なことばや、上っ面だけで処理されるだけの普遍的なものに裁かれるだけの価値などを構築させるほどに、些細な痛みは、最たる意味を侮蔑し、今にい…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 モノクロの世界で演技を続け、つたない動機を最たる意味につなげ、つぎはぎにされた意味が次々に迫り、償いなどを求める小さな意識から放たれ、寛容さすらも捨て、苛立ちながら、すべてにふれては、退屈を殴打するような音と踊り…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 神聖さを謳うような文句が降り注ぎ、散漫な儀式に転化していく問題が今に覆いかぶさり、些細な言い訳を繰り返し、今を支配する、まる

溺愛

誰もが眠りについた後に敷衍する 青と黒や、 シンクロするひずむに 輪唱されることばや、 昏倒していく意識的な低劣さを ほとばしらせ、 鮮明な過去などをしならせ、 圧縮されるべき今の奴隷と化さずに、 関連する意味からすぐさま離れる。

歩く

どうでもよいことの繰り返しだし、そこで機能するものなどは、無様な昨日を引きずり、卑近なものを重ね、簡単なことばや、上っ面だけで処理されるだけの普遍的なものに裁かれるだけの価値などを構築させるほどに、些細な痛みは、最たる意味を侮蔑し、今にい…

位置から生まれる力

平静も保てずにもたれかかる余韻が陰惨なものを形成し、おののく不純な性質や、貧相な影を踏み続ける暗澹とした道理をかかげる利便性だけの者どもの理屈により窮屈になり、彼らが語る終末論的なギミックに偽装された真実や、悠揚たるものであるべきなのにも…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 しおれないように、とおしいれに隠れてまるまる君の本質的な同化から、倦厭し続ける先に思想もいとおしくなる結末にからまる完全性と、惰性にむらがるガールフレンドの亡霊や、不燃物の虜になる流動性を保てずに、依存的に適応す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わたしの孤独は誰のものでもないし、君の孤独は、君の中だけで宿るし、現れる孤立感などは、創造的に処理し、瞬間的に昇華させ、勝利すらも求めずに、データにも残らずにでたらめであることをよろこぶ、まる

逃げ出すよろこび

自分にすら支配されずに、 自由に行き来し、 現れるものを 愚かに認識する前に、 即座に逃げ出す。

自らが生み出す力

平静も保てずにもたれかかる余韻が陰惨なものを形成し、おののく不純な性質や、貧相な影を踏み続ける暗澹とした道理をかかげる利便性だけの者どもの理屈により窮屈になり、彼らが語る終末論的なギミックに偽装された真実や、悠揚たるものであるべきなのにも…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ぴーちくぱーちくうるさい小道で介する愛などが服従を求め、実体すらもあらわさずに、正しさで抑圧するようなものに反してこそ、愛の確かさを知るいじらしさにふれ、増え続ける飢えに反し、関するほどに生まれるのが飢えであるこ…

枢要

藝術的な幼少期を超え、肛門期を経て、平行する意思が、形式的なものにたたずみ、自らのニヒリズムに打ち勝てずに、機械的に示唆され、管をつながれ、継続される生命が生きることに私怨をかかえ、冤罪を自らに課せ、罪の意識と密接に結びつく間に気だるいジ…

どこまでも幼稚

豚のように生きたくないとは、 豚に失礼だから、 誰かのように生きたくないからとか、 誰かに失礼だから、 何も求めずに、 とめどなくあふれるだけの未明に 攪拌されるよりも、 そこで隠れ、 ただひとり味わう至福。