昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ヒステリックな段階と老化しない心身

無残な形骸を抱えては、関係から抜け出し、騒ぎ立てる理由を鞍替えしては、転々と堪能するイリュージョンを備え、ダンスする毎日に疎外されずに、朽ち果てたコミュニストたちが生み出した苦しみある世界に救いも無いからこそ、既存の価値や神を捨て去り、更に自らを強固にしては、短絡的な要素を緊縛せずに、自らを乖離させては、枷を外し、判断すべきは、自らの力で執り行う是非に迫り来る遊離した情景に受理する関係に擁立し、樹立する艶麗さの淵源に触れ、確かなのは、私のみが、感化し、感じる事にあらわれる状態を受胎し、産み出すまでに至る自己から悔悟が生まれ戸惑う。蝉蛻し続ける余韻が更迭され、勇躍する途端に描写が生まれ、淡々としては、交互しては、回避する苦しみを受け入れる人畜無害な無垢な瞬間から、きらめく恋は生まれるのだ、と促す星の粒子や、花の理由などが、物事の流動性を生み出す微妙な成因や、位置関係などが地殻変動し、短絡的な事柄を除外し、介する愛に理解を含ませ、盛大な景色に意識をつなげ、懈怠しながら、期待を孕ませ、惑わす隙間に世界は生まれ、始まるからね、と母体から受け取ったハーモニーを現在に使い果たすべく、この命は、火を用い、情熱的に今に晴らして行くべく、めくるめく日々を送り、惨憺たる容態に捧げる神秘や、審美だけで、世界は拓かれ、フラクタルに枯れ果てる地を耕し、無残な物事にこそ、真理は宿り、成し遂げた後に今は広がり、翻して行き、行き場も自分なども無いからこそ、この命は姑息さを捨て、瞬時に輝く事を、財産と呼ぶ。瞬間、瞬間に住まいを移し、自己の故郷に対する郷愁を保つ。憐れみ触れる感触に実体は緩衝し、互いの存在を分かち合い保つ。同調するだけの全体主義に夜は陥った。自己犠牲を超克し、自らの命や、身近な命を超え出た辺りに、本質は生まれ、儚く散る意味の奥深さに触れる。愛すべきは、どこにもなく、触れれば、消え去るだけに帰依する。