昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

織り込まれる時折

意識は諍いを捨て、帰依し、競合する隙間に惨めだ、と唾棄する言葉から儚いね、と単調な月夜に語りかけては、完結的に想起する面影を囲い、過去からとめどなく氾濫する理由に沈積する自由から淘汰される主観にうずくまり、移行する瞬間に仲違いになりながら、仲立ちする風景に試練や、ジレンマを捧げるドラマチックな恋愛をゲーム化しては、短絡的な動機に錯綜しながら、なびく瞬間に帰結する動機にすれ違い、労わる隙間に埋もれながら、長引く世界に浸透しては、突き進むまにまに整合される環境などに伝達する、させることへの、手触りや肌触りが心地よく進化を超え、値を示さず、個々に能力は無く、儚く結ばれ、無辜に消費される形に優しさや愛は共鳴せず、単に自己愛的な緩慢さに入り混じる世界が競合し続ける事態に揺動され、神秘を真理に当てこすり、自堕落な戦争や、闘争や、統合や、排除や疎外が進む錯綜に、デジタル化した悪意や、悪魔や、貪婪な獣たる、ケミカルに乖離したクリミナルな化け物たちが跋扈する、超誇大妄想的なナルシシズム的な虚偽を生み出し、互いは互いをルサンチマン的に憎悪するより、自らに映し出され、写し合う他者を自己に投影し続け、時折は痛むし、自己からかけ離れた境目でレター受け取り、自由気ままに帰り着き、行き着く先で鬱積し、行き違う毎日に隔離されながら、各エリアを破棄し、理解を含まず屈託なく適当に笑うのが、精神の乖離した様態に跪く自分を持たない空洞たる主体であり、機械的な海辺で眠る侮蔑した主体よ、幸あれ、と頷く先々に埋め込まれて、嵌めこまれていく。