昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

能動的な季節

定める事も仇となり、
あいまいなままに
突き刺さる矢が、
じわじわこころの根元にまで至り、
痛む胸が、
自己の宇宙の最中に、
後悔を重ね、
短絡的な生涯に
発散されるべき
ベクトルも、
違いを生み出すほどに、
補填されぬ思いが、
ほとんどの苦悩に巻き込まれ、
ことごとくに思いは鎮火できない
業火へと変わる。