昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

干渉

結末を縁取るマスク、空虚な結合を終える物質たちの分け目から生まれるイデオロギーにより圧死した未来と主体性、制圧され続ける行き先から保たれる所以に引き伸ばされていく価値のノスタルジー、引き取られる今が儚く調理されて、うごめく真実が解き明かす今を収斂させ、ちぐはぐになる瞬間に和解すらできずに、衝突を重ねる若いだけの魂、勇躍し続けるために私たちとは狂うのであり、孤独なのであり、ときにはおどけたりしながら、品定めをするだけの彼女たちの眼球を食い散らすカラスたちの鳴き声や、内面世界から現れるものとの決別を終えて、意識を蹴散らす。死んだ目をした泥人形、生きるためなら仕方ないという犠牲があるなら、罪はいったいどこにあるのか?という刹那的な観念に耽り、いたたまれない状況を毛布で包み、もう摩耗されないようにする。自らの意思で肥え太ったものどもがうろつき、すべての道化に変わる間、退嬰的な欠落を加えては、反抗的な余韻が突き刺す動機が破裂する。ジュクジュクな現実には踏み場もないから、陥るばかりである、と鮮明なものすらないから、ぶつかってばかりでもあるし、あらゆる表現に更迭されるだけの意思には、意識的なものすらなく、擬似的なものにより、傀儡と化したり、罪を溶かして金銀財宝を作り上げたり、あらゆる悲劇や偏見を変換させたり、些細な犠牲だから、と堕落するだけの主観が生み出す未来がきらびやかなように感じられるから、と落胆する君が悲劇的に貧相であるから、と加算される意味の中で和解すらできずに、出来合いのものを崇めたりしながら、メタファーに鎮座し、憧憬に至る間に、愛とは軟化し、自らの怒りの根元に焦げ付く嫌な臭いに覚める意識は苦難に立ち向かうべく、ベクトルは、この広いだけの宇宙空間の中では、すさまじいエネルギーが交錯し、荒唐無稽なほどになだらかな私の意識の中で、かかずらうだけに至るようなあいまいな季節を踏みにじるだけの、惰性な罪が謳う幻影を駆逐し、ここで受け取るべきは、短絡的なアニミズムを超越し、真理を打ち砕き、ここで暴かれるものが、リリカルにすなどる過程から締結していくものが、獣に変わる前に、自らを取り戻すような精神世界的な過ちが紡ぎ生み出されたアセンションにより、自らをあたかも高次の者のように謳うようなやり口には、汚い金や、機械的な道理により、ゆがんだ理屈を生み出す。