昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

笑う

流浪するわたしは、
帰るべき意味も知らず、
ただ揺らぐ事とは、
正解も持たずに、
たゆたい、絶え間ない時に
名前すら要らずに、
不必要なものを
不潔に扱うだけの連中が
促す慟哭などは信じずに、
心理的なものをくすぐるだけの
馬鹿どもの結末にかかわるはずも無く、
ただ加工されるだけの義務こそ
空疎なものだ、と
ひたすら寛容寛大に笑う。