昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

逍遥

生きるとは、と
愚考し続けるような、
意識に隷属することでしか、
自らを正当化できぬような
ことの連続であり、
ここで達するものも、
用いられるものに
帰巣できずに、
何かを笑うことでしか、
自らを正当化できずに、
継承する意味に処刑されるのを
待つような日々に幸あれ、と
促すほどに幸とは逃げるものである。