昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

枢要な言葉

かばい合うあなたとあなたと、愛もいずれかは、軋んでしまい、信じてたもんも、脆くも崩れ去り、去り行くあなたの、帰路さえ奪われ、頼りなく消える思いは、光景に隔てられ、惰性なままに今を縁取り、不意に襲う苦しみを反復させ、反芻すべき愛すら、厭わしいもんに変わり、画期的な愛も、機械的なもんに変わり、今を翻すことも出来んと、答え合わせして、合わさる愛も、悲劇にかじかみ、時間を未熟に処理して、大義や、なんやて、押し迫る間にも、保たれるための哀願は、エモーショナルなもんでもなければ、今を駆逐し、何かは、何かに対して、従順でなければ的な発想を企てる大衆の病がやがて、ファシズムに移行すんねんから、空っぽなもんが打ち出す愛国心や、国家的な偽装や、犠牲的な故に、有する価値の家畜として、町中の草を食む音が、誕生日を汚すんやなんやて、急進的な価値を葬るための、過激な理想なんかが育ってんやから、てんやわんやでんなって、わしづかみにされた心がプチっと弾けて、はびこる悪意を作り出すんは、世界でも社会でもなく、自分が作り出すことに気付かんと、世界的な成長は、おとずれまへんし、堪忍なって、愛が抑え込むほどに、なんぼでも反発は現れよんねん。