昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

抱えさせられた恐怖


 正義も死に絶えた後にひろがるリズムから、深層心理に運ばれる幽遠な理想や、反転していく世界で浮いていく感覚が観点を消失し、浸食していく意識に派生していく空間にのまれ、感受性も消え去り、関係するほどに離れていくものだ、と連動していく意識が伝える初初しい瞬間に雲散霧消しては、さびれた記憶の迷路をさまよい、酔い痴れる幼少期に迫る鈍痛や、迫害を受けるほどに矜恃を用い、迫る意味の鋭さに何度も傷つけられても、濫觴していくものとの対立を深めても、酩酊せずに、明晰なままに捉える先にマニュアルすら不必要であり、あらゆる原理とは乗り換えられるべく、そこに存在するかのように示されるような答えから閉め出されるほどによろこびとは増していくものであるし、生じる痛みを所持するだけのプラトニックなひずみに現れる苦痛などを消費するための離床をくり返す季節的な封鎖から、感傷的にさえずる記憶がずるずると引きずる思い出などは、そこに残る永遠を保つために生じる物事をモニュメントに変え、接続されていく記憶を騙しながら、相似する由縁や、そこで同意を求めるだけに交換される答えに枯渇していく精神は、指定されたものを崇めるためだけに絶えず旋回し、鮮明な過去を大切なものとして補完することだけが、ここでの存在証明に変わるのだ、とシーンに断続していく意識的な未明に迫るセンチメンタリズムに濾過されていくような浄化などは、何の解決にも至らずに今を腐らせるだけだし、惰性でみちびかれる意味などを大事に育てているかのようにうそぶく意味に加点されるものが正解をあおりながら、あいまいな示唆から、心象とはさえぎるべきものを帰任させ、そこで認可されるものなどは、些細な痛みを生じながら、所持する意味を大切に扱うほどに体制的なものに適任し、そこで認識させられるものに手懐けられ、手つかずのままに近付く論理が今を締め上げ、使命感などを謳いながら、束縛していく過程から、完成を待てずに、ただ破壊するためのマテリアルを集め、物事にかかる力に反する力のがすさまじいのだ、と妥当な意味を駆除するために私とは産まれたのであるし、あらゆる原理に派生する力を寄せ集め、ひとつの力にしたとしても、その力により、自らを破壊するだけに至るような正しさを謳うような連中がリバイバルする主観や瞬間などは、時間から逃れられずに、存在をまとい、世界に閉じ込められ閉ざした感覚で、陥落するだけに至るような間隔に迫る幼稚な理想論から離れ、路地裏を散歩しながら、悪が漁るものや、正義が搾取するものや、問答する意識に迫る回答などや、簡単な処理を加えられ、食肉にされるための生き方を提示されながら、散漫な意識は、間隔を消費しながら、四方に迫る壁を退けるために生み出された真理すら、真理に近付くことすらできずに、自己を正当化させるためだけに、ためらわずに世界を道具に変え、自らを偶像に変化させるだけの理想などは、理性も保てずに、もたらされる苦しみを複製するために製品化されたこころに媒介する正しさなどが規範のものとして、あたかも正しいもののように崇められるほどに絡み合う意味は、ただいがみ合うだけだし、惰性に受け取る答えなどから逃げ出し、短絡的な同期を終え、オペされ、海馬を捨て去り、リリカルに夕日と口づけし、非力なままで巨大な力に反することの美しさが反復し、そこで反響する正しさに反するよろこびから、よじ登る意識は、高みなどを目指さずに、ただ同じ位置に同じ意味を添えるための答えなどが用いる軋轢などに反し、夜通し迫る老いに反し、感情の終わりに迫る圧縮されるだけの宇宙との調和すらめざさずに、ここで破綻しても尚、永続するものとは何なのか?と迫る答えに圧壊する前の答えに迫る軋轢を解消するために、善悪を淘汰し、タオイズム的に消費していく空疎な空間とのゆがみ有るダンスから、響き渡るノイズを維持するために横暴に踊り続ける先々で昇華されていく実体無きものとの総和をめざし、蠕動うなる耳元で、おどろおどろしく反響し、はみだしていく意識が生み出す汚穢やらがひしめきながら、宛先もなくなり、空の青と黒がシンクロし、真実を隠すほどの闇を生み出し、奪い合う観点などは退屈なものを引き出すための卑近な闘争であり、そこで統合をめざすものの魯鈍さに引き合わせられるよりも、ここで引き返すことの勇気が大切だとか、駄作な論理を引きずる悪からも離れ、継続される正義ほど醜いものも無いよね、とないがしろにする瞬間に生まれる内外すらも引き裂き、苦い思い出と共に瞬間的に永続されていく今を査定するだけの馬鹿げた価値から放たれ、ただ自由すらも求めずに、そこに現れるままを体現していく。